米、年内金利据え置きの公算 バランスシート巡り議論＝ＦＯＭＣ要旨

コメント

注目のコメント

• 鈴木 優一

  金融サービス

  ・2019年04月11日

  少なくとも年内はこのまま据え置くか、それとも利下げに踏み切るか、のどちらかですね。米国の経済指標は概ね堅調ではありますが、一部で減速感を示すように見て取れる指標があるのもたしか。また、昨年末の大きな調整から今年に入って急浮上している株式市場ですが、1-3月のペースを維持することは不可能ですから、長めの調整局面に入れば、米中貿易摩擦等の理由付けとともに利下げを早期に実施すべしとの声が大きくなる可能性があるかと思います。
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2019年04月11日

  最近公表されているインフレ関連指標も市場の見通し以上に落ち着いてますからね。
  トランプの謝った経済政策でインフレ加速が懸念されましたが、アメリカ経済は意外にしぶとそうです。
• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2019年04月11日

  忍耐強く"patient"というのはどんな意味かと思っていましたが、その言葉が市場との対話に効果的かどうか、多少の議論があったようですね。普通”慎重にprudent"という方がいいと思うのですが、要は利下げを迫る大統領に対して忍耐強くだと合点しました。
  　さて、3月のFOMCの議事録全体は市場では大きな材料にはならなかったようです。むしろ米国の3月のコア消費者物価指数が思ったほど強くなかったことや欧州の低金利政策継続が注目され、長期金利は世界的に低下しています。といっても米欧株は上昇しており景気悲観論というわけではないでしょう。