制限だらけの公園が生む新しい遊び
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子どもの遊び環境を語る時に、三間の喪失という話をします。
何かと言うと、時間、空間、仲間です。最近はそれに隙間を加えることも多いです。
遊べる時間が減り、遊べる場所(空間)が減り、遊べる仲間が減った。
時間に関しては、都会と地方ではあまり差はないでしょうけど、空間に関しては、この記事にあるように都会はかなり減っていて、田舎にはまだまだ場所があります。ただ、この時遊べる場所かそうでないかが重要です。いかに物理的な空間があったとしても、遊んではいけないと言われていたら、空間としては減っていることになります。
そして仲間。これが特に都会と地方で差が出ます。子どもの人口密度が高いほど、遊べる子どもが多いのは想像に易いかと思います。
私はこの仲間の存在が、子どもの遊び環境において特に重要だと考えています。仲間がいれば、それこそ無限大に工夫を繰り返し、楽しいことを追い求めていくのです。
だから、いかに子どもたちに仲間をつくれるか、そして加えて、子どもだけで好きなだけ発展できる大人の目から逃れる隙間を地域の中につくれるか、さらにいえば子どもが集まれる時間のゆとりをつくれるかが大人に求められています。