ブラックロック、中国最大級の資産運用会社目指す-米国外で事業拡大
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注目のコメント
今後のビジネスを考えれば、ブラックロックに限らず中国でのビジネス拡大は当然のシナリオだと思いますが、ここまで大きくなった運用会社が、さらに規模の拡大を目指すのは、石油メジャーに対する7シスターズ問題や2017年からのGAFAに対するさまざまな議論を見ても問題になるのではないかと思います。グローバルに銀行や証券に対する規制はリーマンショック以降進みましたが、いずれ運用会社に対しても規制は進むことでしょう。運用会社発の金融危機は常に視野に置いておかないと。
日本も負けていないようです。
野村証券さんは、中国に数十億円の投資をするそうです。
ただし、日本企業の投資はちょっと少なく、あまり本気でやるとは人に感じさせないようです。
そもそも中国崩壊論がまた日本で台頭している(たとえば2019年3月19日のエコノミスト「中国大失速」)中、企業も中国では行動を取りにくいと思われる。近頃、北米PEの中国への進出と力の入り方が異常です。中米の雪解けを見越しての動きではありますが、日本発も早目に手を付けないとこれからまたシンドイ20年になる予感。
1979年の改革解放から2000年は日本が中国の発展に寄与しましたが、2000年から2018年までは欧米勢が確実にenjoyをした時代です。
これからの20年間を誰が中国と手を取り合うのか。
これが大きな問題と捉えています。