[東京 10日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比222円91銭安の2万1579円68銭となり、大幅に反落した。前日の米国株が下落。貿易摩擦に対する不透明感や世界経済の減速懸念なども投資家心理を圧迫している。業種別では、石油・石炭製品、鉱業、電気機器、機械などが値下がり率上位となっている。

前日、トランプ米大統領が110億ドル分の欧州連合(EU)製品に関税を課すと表明したことや、国際通貨基金(IMF)が2019年の世界経済の成長見通しを下方修正したことなどがセンチメントを悪化させている。