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米国がファーウェイを禁止する本当の理由

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「制約要因は成長とイノベーションの源泉となる」―3月に北京・上海・杭州、4月には深センに出張に行きましたが、多くの中国人にとって、創業者の長女までもが対象となったファーウェイ事件は、屈辱の象徴であり、その屈辱をばねに米国とのテクノロジー覇権に必勝するために水面下では着々と準備を進めるという強い覚悟なのではないかと思いました。

ホテルのケーブルTVでは、CNBC等でファーウェイ事件が普通に流され、また中国国内の番組でも熱心にフォローされていました。もちろん報道の趣旨や方向性はまったく違います。

短期的にはファーウェイや中国にとっては不利な戦い。でもそれが中長期的にはむしろファーウェイと中国を強くすることにつながる。テクノロジーの進化や人と人とのつながりは誰にも止められない。制約要因は成長とイノベーションの源泉となる。そんな想いを強くした先月・今月の中国出張でした。
ここでやはり議題に上げたいのはOSSに存在するHuawei ZTEコミッターの存在です。
彼らはかなりのビッグコミッターであることは確かで、すでに多くのOSSが彼らの恩恵を受けています。
このようなコードも含めて危険だと判断されるようになるのであれば、もしくは今回のNDAA2019をそのように解釈するのであればかほぼすべての主要OSSが使用できなくなるでしょう。
安全保障を盾に取るエコノミックステートクラフトの側面が大きいのと脱GNSSしたいDARPAの思惑が絡む面白い局面だけに今後に注目したいところです。
ファーウェイが本当に個人情報・企業情報を中国当局に流しているのかどうかは知りませんが、技術覇権を握っておきたいアメリカにとって目の上のたんこぶみたいな存在なのは確か。「世界を制覇される前につぶしてしまえ」という意図がアメリカ側に働いてもおかしくはありません。つまり、ファーウェイ外しは国策捜査、国策逮捕みたいなものだと思います。ただ、同社は無線通信に関する先端技術や特許を数多く持っているそうなので、日本が米国の方針を追随するにしても、どう対応していけばいいのでしょう。ノキア、エリクソンという欧州勢に頼って済む話なのか、国内勢の頑張りに期待すればいいのか。