【マリッサ・メイヤー】データを集めてから、直感で決断を下す
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ヤフー時代にマリッサと仕事をする機会に恵まれました。ロジック、分析の鬼でクールいう印象の強い彼女ですが、実はチャーミングな気遣いあふれる人でもあります。
ある時本社で1on2をするときに「いまちょっと風邪かもしれないから、隣の部屋からテレビ会議で入る。せっかく日本から来てくれたのにゴメンね」と言われ、実際に隣同士で会議をするということがありました。たしかにロジカル、でもエモーショナル。そんな両面は、Googleに就職するときから持ち合わせていたのですね!
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そこで寮に帰って、寝て、翌朝目が覚めたら、Googleで働きたいと思いました。だからGoogleを選んだのです。理由は、マトリックス分析で説明できるものもあれば、説明できないものもある。
ただ、Googleには、どこよりもスマートな人たちがいる気がしました。彼らが会社としてやろうとしていることに対して、自分がとても未熟な気がしました。彼らは本当に大きな野心を持っていたんです。カップケーキの話、よくわかる。仕事もこれと一緒。
最初に新規事業をやろうとしたら、一日中、ググる。(カップケーキのレシピ検索)
ここで、業界や市場のことは大抵わかる。課題もわかる。
次に、提案企画書を考えてざっくり作る。
そのあと、取材と称してもヒアリングと称してもいいから、業界キーマンにアポを取る。時間泥棒が嫌がられるなら提案という。
そして、提案書を見てもらいながら業界ニーズにあうかどうか意見交換させてもらう。(カップケーキを会社に持って行って、みんなに食べてもらう)
そのあと、フィードバックを経て、企画を完成させる。
あとは、実行力。(美味しいお菓子作りができる。)アメリカ人の友人と話していると、この人ほど評価が真っ二つに別れる人はいないと思います。創造者か、破壊者か。
いきなりカップケーキにクラっときました。ちょっと楽しみな連載ですね。