【マリッサ・メイヤー】データを集めてから、直感で決断を下す
Googleは違った。真っ白いページの真ん中に、Googleという文字と検索入力スペースがあるだけ。マリッサ・メイヤーは、このシンプルの極致ともいえるインターフェースをデザインして、Googleが世界シェア90%を超える検索エンジンに成長する立役者となった。
1999年にGoogleの20番目の社員として加わり、エンジニア、検索広告、プロダクトマネジメント、マーケティングなど幅広い部門で活躍した後、2012年にYahooのCEOに就任。その中核事業がベライゾンに買収されるまで、事業立て直しに奮闘した。
華やかな外見とは裏腹に、徹底的に技術オタクなメイヤーに「Masters of Scale(マスターズ・オブ・スケール)」のリード・ホフマン氏がスケール戦略を聞いた(インタビューが行われたのは18年4月24日)。