「都構想」前進の可能性=維新、市議会は過半数逃す-大阪
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府議選は維新圧勝というか、大阪自民の惨敗です。
9議席も減らしてしまいましたし、府連幹事長の花谷さんが落選ですからね。
原因は共産党と組んだこともあるでしょうし、何より国政の民主党もビックリなサボり戦術のオンパレードでしたから。
ある意味当然かと。
市議選の過半数割れは、規定路線です。
中選挙区制な大阪市議会で過半数確保なんて土台無理な話。
維新の会の立候補者数が過半数をわずかにしか超えていなかった事からも、はじめから無理だと理解しての選挙でしょう。
むしろ40議席もとれたのは大健闘でしょう。
橋下徹氏が現役時代でも、議会選挙でここまで勝てたことは無かったですし、民意が示されたとも言えます。
で、市議会は過半数割れなので、結局のところ、公明党の力が必要なのですが、
今回の選挙結果で公明党の態度が変わるのではないでしょうか。
なにせ、今回の選挙結果を見て、中央の公明党は相当に慌てているでしょうから。
衆議院議員選挙で維新と公明がガチンコ勝負をしたらどうなるか。それを維新が力で見せつけたわけですからね。
大阪府選出の公明党衆議院議員(4名)がいなくなってしまうおそれだってあります。
そうなるかどうかは、統一地方選後半戦に行われる衆議院議員選挙補欠選挙でどこが勝つかで決定的になるでしょう。
しかし、大阪自民が大きく議席を減らすなかで大阪公明の落選は市議一人だけで、やはり大阪では強いですね。
一方で自民と組んだ共産党は、元々2議席しかない府議はともかく、市議で大きく議席を減らしました。9→4。
この減った分が維新に流れています。
赤旗で自民党候補を応援なんて、自己否定をやらかしましたから。
自己ブランドを毀損させたツケは大きかったということで。
なお、今回は維新の勝利というよりかは自民と共産の敗北です。
そして、これで仮に住民投票に進めたとしても、賛成多数になるかどうかは微妙なところです。
むしろ、まだ無理なんじゃないでしょうか。
大阪維新の会として厳しい戦いはまだまだ続くでしょう。あと4年の任期と万博という金看板で、住民投票の実現にこぎつけられるかどうか注目されます。現在の大阪の維新の力を背後で支えているのは、インバウンドによる好景気です。どうしようもないお荷物になる可能性があった関西空港を、黒字経営の空港に、そして地域経済を伸ばす拠点になったことは、大阪にとって本当によかったと思います。住民投票実現の成否のカギは、維新が丁寧な説明、議会対応をできるかだと思います。勝利の上にあぐらをかくと、とりわけ地方議会は前に進みません。
元々非常に困難出会った大阪市議会の維新過半数、ギリギリのチャレンジをしましたが、及ばず残念です。ただ圧倒的な民意を前提に他党と協議もしながら進めなければならないということかと思います。この後、離反ももしかしたらあるかもしれませんが、大阪の成長を止めず、大阪を前に進める制度改革、大阪都構想の実現目指して頑張って欲しいです。他党も協力して欲しいです。