この連載について
2019年4月1日。働き方改革関連法が施行。長時間労働に罰則付きの制限が入り、高度プロフェッショナル制度が一部に適用されることになった。専門職大学が設立され、リカレント教育(大人の学び直し)の必要性も叫ばれる。一方、自動化、無人化、AIへの移行などにより、雇用と労働のカタチは劇的に変化している。シェア経済が台頭し、パートタイム労働が増え、正社員と非正社員の意味を再定義する時代に突入。我々は「まだ存在していない仕事」に就くための準備を進めておくべきだとも言われている。そんな先が見えない時代に必要な普遍的なスキルとは? 識者とともに、仕事の未来を占うと同時に、フューチャースキルについて考察してゆく。
この記事の著者 / 編集者
この連載の記事一覧
【完全図解】テクノロジーで変わる「仕事の未来」
1594Picks
【実例】霞が関、大企業、大学。異業種大コラボ時代が来た
514Picks
【バルミューダ社長】楽しさは苦しさとセット、ラクは退屈とセットだ
1618Picks
『ゴッドファーザー』は古い。『オーシャンズ11』型チームの時代
1723Picks
学位不要、求めるのはスキルだけ。「ニューカラー」の時代が来た
1429Picks
【図解】どうなる、「脱・時間給」「休み方改革」「大人の学び」
1335Picks
【完全図解】働き方改革法が産む、「8つの大変化」
2992Picks
【未来予測】10年後に「売れるスキル」「廃れるスキル」
6268Picks
「令和」改元目前、新時代を楽しく働くスキルとは?
1187Picks
日本のみなさんにも(そして世界でも)より深くライフデザインをお届けしたいというビルさんの思いを実現すべく、今みんな頑張っております。イベントでお知らせもしたけれど、公認の研修講師がもうすぐ日本でも誕生する予定ですのでちょっと待っててくださいね!
ちなみにライフデザインに関する一切の日本語の権利を持っている会社はこちらです。オフィシャルにアメリカのDesining Your Lifeと連携しています。
http://www.tuttlemori.com
>まずなにより「好奇心を持つこと」。そして「やってみること」「人に話を聞くこと」。
キャリア形成支援の場面では、よくWill、Can、Must分析でWillとCanの重なりを探しますが、探すことばかり重視してイメージが肥大化して動けなくなっているように感じています。
(私はこれを「Will、Can、Must症候群」と名付けています。)
これらは所詮「助動詞」なので「動詞」たるDoが必要です。行動が伴うから始めて人から能力が認識されて、行動の積み重なりがその人のBeingを形成します。
それを支援する取り組みとして、自分のいろいろな思いを言語化することは、自分の知らなかった(整理できていなかった)内面を明らかにしてくれるので、しかりと自分と向き合うことで、より自分らしい在り方を模索できます。
この辺りの要素は経産省がH30.3に示した「人生100年時代の社会人基礎力」に盛り込まれています。
https://www.slideshare.net/HideakiSone3/lifevisiondesign1
ポジティブ心理学の研究結果でも、幸せの50%は後天的要素であり、さらにその50%のうち、40%は日々の行動の習慣や日々の行動の選択に起因すると言われています。つまり、自分自身で意思決定をし、自分の人生で自分らしい選択をしているかがとても重要。
仕事ができる人は成功するので幸せになるのではなく、幸せな人は仕事ができる。そして、仕事や人生が面白い・つまらないのではなく、仕事や人生を面白くする・つまらなくする人がいる、ということ。
だからこそ、好奇心をもって何かを体験してみて、その体験を誰かに話すことによって、自らのニーズを見つけてデザイン思考のプロセスが重要なのだと思います。「自分らしさ」を見直してよい内省をして、自分の人生をうまくデザインしていきたいですね。
以下、少し宣伝・紹介をさせてください。
ちなみにこの「Designing Your Life」の講義を実際に受けたことのあるスタンフォードMBA出身の市川さんというマッキンゼー時代の後輩がいるのですが、彼女がつい昨日、「つながり・気づき・学び」の新しいカタチを提供するコミュニティ×教育の新サービス「新しい働き方LAB」をローンチしています。
https://www.lancers.jp/lab
15人の個性と熱意のあるコミュニティマネージャーの運営する新時代のコミュニティ型キャンパスをまずは全国11拠点から展開していきますので、興味ある方はぜひ、↓でその活動をのぞいてみてください。
https://www.facebook.com/lablancers/
※追記:「Designing Your Life」のコンテンツに関する記載で誤りがありましたので、コメント内容を訂正しております。上記誤りがありましたこと、権利関係者にはお詫び申し上げます
そんな不安な時代にライフデザイン力は重要なフューチャースキルなのかもしれません。これまで、どこか照れ臭くて、自分の人生観や仕事観など考えたこともなかったですが、ビルさん流のワークシートを試したことで、自分を振り返ることができ、意外な発見がたくさんありました。おすすめです。是非トライしてみてください。
また、こちらもワークシートを紹介した3つのシナリオ、これは特にミドル世代にやっていただきたいです。こちらを用意すると第一希望ではない人生も悪くないように見えてきますし、もし最悪の事態が来ても、動揺を抑えられる効果があると思います。
もっとも自分の人生観や仕事観を晒すのは、恥ずかしい限りですが、ワークシートの書き方の参考になれば幸いです!
この箇所「それなら仕事をやめればいいじゃないかと思いますよね。でも彼らは言うのです。「やめることはできません。なぜなら、周りからは『完璧な人生をおくっている』と思われているからです」はいわゆるゴールデンハンドカフ(黄金の手錠)を付けられた状態の人に近いですね。
黄金の手錠を破るには、段階的にリスクをとって、支出を抑えて、市場を試して、最後はえいや!で壊すしかないかもしれません。あとはパートナーがいたり子どもがいる場合、話がさらに複雑になるけど話し合ってお互いが納得する選択をしないとですね。
幸せの尺度は人それぞれだから、「本来こうありたい自分」と「今の自分」の間になるべく乖離がないように、乖離がある場合はその距離を縮める為の自分だけのライフデザインがしたいですね!
三通りの人生プランは面白いフレーム。Plan Aは現状発展型、Plan Bはバックアップ型、Plan Cはドリーム型。少しずつ現状から離れていく仕組みになっている。
それと、アメリカでは、大学での専攻と関連した仕事に就く大卒生は27%にとどまるというのが少し意外でした。もっと多いと思っていた。(これをいいと捉えるか悪いと捉えるかは考え方ですけど。)
まずなにより「好奇心を持つこと」。そして「やってみること」「人に話を聞くこと」。
建築デザイナーは施主のニーズを聞き出すのがうまい。正確に聞き出すことが、建築後のクレームをなくします。ライフデザイナーとして、自問自答する。人生にはたまにそういう時間が必要だと思いました。人生の最後に自分にクレームを出さないために。
その通りだと思います。
私は、紙に書いたりすると言語化した内容との心理的ギャップを埋められないのに、わかった気がしてしまうのが嫌なので、、
今一番時間をかけている内容(仕事とか)から、遠い位置にいる身近な人と最近についてだらだら話すのが、唯一に近い内発的動機に気づける方法です。
予測不可能な時代を生きのびるヒント。正解がないと設定している点もいい。
3通りの人生モデルを設定してみるそうです。
日本でもライフデザイン教育が進み始めているがゆえに、特に20代女性が自身の立てたプランに縛り付けられ悩んでいるように思えることがある。
20代中盤で、親が若年性アルツハイマーになるなんて私自身予測していませんでした。。。(結果、独立を選択)
プランの状況に合わせた柔軟性が持たせる点がいい。