【未来予測】10年後に「売れるスキル」「廃れるスキル」

2019/4/8
2013年、論文『雇用の未来』で「10年後には今ある職種の約半分がなくなる」と予言し、世界中から注目されたオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授。
2017年の論文『スキルの未来』では、テクノロジーの進化という観点だけでなく、グローバリゼーションやアーバナイゼーション(都市化)といった社会の変化も考慮に入れ、改めて「近未来の雇用市場で必要とされるスキルとは何か?」というテーマに挑んだ。
『スキルの未来』で、オズボーン氏はアメリカの職業情報提供サイトO*NETが定義する120種類の「スキル」について、10年後の雇用市場における需要を予測し、ランク付けを行っている。
今回、NewsPicksは来日したオズボーン氏を独占取材。このランキングから見えてくる「今後10年間の生存戦略」について詳しく聞いた。
マイケル・オズボーン/英オックスフォード大学准教授。AIが雇用に与える影響に関する論文『雇用の未来』の共著者。オックスフォード大学のAIベンチャーであるマインド・ファウンドリー社の共同設立者かつCSO。機械学習分野における世界的な研究者として、オックスフォード・マーティン・プログラムの共同ディレクター、EPSRCセンター(英国工学・物理科学研究会議)の共同ディレクター、エクセター・カレッジの公式フェロー等広く活躍している。日本のAIベンチャー「エクサウィザーズ」の顧問でもある。