「新事業の芽」40社共有 トヨタなど異業種連携で革新
コメント
注目のコメント
以前に10社ほどの新規事業担当者のネットワークを創り、同じ取り組みをしましたが、共に取り組むイシューを設定して、各社の視点で、新たなビジネスモデルを設計しつつも、具体的なリソース提供のフェーズで後ろ向きになったり、、リスク回避で新しいトライに後ろ向きになったり、、大枠賛成だが具体化の段階で動きが止まることが多くありました。
こういう異業種連携の意義はとても素晴らしいと思いますので、Keyは、連携する時にそれぞれが様子見しないようにイニシアティブを取ること。また各社にとって当たり前に持つリソースが他社にとってはとてもかけがえのない貴重なリソースにもなるので、各社間の意見交換・情報交換が大事だと感じます。この動きはポジティブに捉えたいのです。
オープンイノベーションは難しさも有りますが、発見と驚きがあり、刺激を受ける取り組みだと思います。
一方でここ最近の日本では大企業によるベンチャーの買収が余りにも少ないと思います(印象が残ってるのはKDDIのSORACOM買収位)。未上場でも、自社に必要なポートフォリオを埋める可能性がある企業なら取り込んでいく事が必要だと思います。米国や中国のIT企業が事業ポートフォリオを強化するための企業買収を一杯やっているのを見てて、そう思います。
例えば、シスコシステムズなんかは、買収先のルーター製品のOSを自社のメインプロダクトに仕立てようとしています。Googleだって、アンドロイドの元は買収して手に入れました。Salesforceだって(以下略…)
事業の肝を自社に取り込む位の気迫でやらないと、小粒な連携に終わっちゃんじゃ無いかという懸念です。VISITS TechnologiesのCI(Consensus Intelligence)技術を活用した大企業のイノベーション創出に向けた取り組み。
大企業からの新事業創出や、そのためのオープンイノベーションの必要性が叫ばれて久しいですが、具体的なアイデアの創出や選定については方法論が固まっていないのが現状です。
よしんば複数のアイデアを出すことができたとしても、最終的な選定は単純な多数決であったり、声の大きい人や職位の高い人の意見が優先されたりと、非合理的な方法でなされています。
CIはアイデアを選ぶ人の目利き力を定量化し、その目利き力によって意見に重みづけをしたり、考える人の構想力を定量化して序列付けしたりと、定性的な価値を定量化するための技術です。
知的資産や人材の質量、資金力では零細スタートアップを圧倒しているはずの大企業からなかなか新しい事業の芽が出にくいことは、多分にイノベーション創出に向けた意思決定プロセスが未整備であることに起因するとしばしば指摘されますが、本コンソーシアムはそうした機能不全を技術によって解決しようとする野心的な取り組みであり、謂わば、イノベーションの創出プロセスにイノベーションを起こす試みであると理解しています。
なお、CIについては以下にまとめています。
【VISITS Technologies】アイデアの価値の定量化を通じて、誰もが創造性を発揮できる未来へ
https://newspicks.com/news/3635223/
Disclaimer: VISITS Technologies社はシニフィアンの提携先企業です。