金融庁、銀行にギャンブル依存症の人へ“細かすぎるカウンセリング”求める文書が波紋
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見過ごしていましたが、金融庁は「ギャンブル等依存症に関連すると考えられる多重債務問題に係る相談への対応に際してのマニュアル」というのを先月発表しており、これに関するコラムです。
厚労省などの所管(公営ギャンブルの所管は競技により経産省・国交省・農水省が所管)のように思える当該依存症ですが、金融庁は多重債務者の切り口からこのマニュアルを作成しています。
内容は、カウンセリングや自殺リスクの言及まであります。
確かに多重債務の主たる要因の一つであり、これを根っこから解消することが常態的過重債務から抜け出す道ではありますが、銀行にカウンセリングを期待するのはどうかなと思います。
もっと言えば、貸金業者のほうがこうした患者への接点は多いはずです。ギャンブル等依存症は、アルコール依存症のように外部の力を借りて治るのでしょうか?
もちろん、本人に自覚があり、治したいと思う必要はあると思いますが、治すのに医師やカウンセラーのサポートがあれば治るのかどうか?
本人の自覚と努力だけで治るのであれば、素人の銀行がそのきっかけを与える役割を担う意義があると思いますが、医師やブロのカウンセラーのサポートが必要ならば、そこまで連携しないと意味がないような気がします。銀行はお金を使うあらゆる人が利用する場所なので、ギャンブル依存の傾向のある人を見かけたらちょっとは気にかけて欲しいということなんだろう。
ただ、ここまで金融庁が銀行に求めるのはやはりやり過ぎでしょう。