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コメント
注目のコメント
最近のFACTA野村證券の関連記事↓。
https://newspicks.com/news/3753250
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過去米系投資銀行に勤めていたとき、投資家やアドバイザー、もしくは引受人として複数のM&Aやファイナンシング案件に携わりました。このディール経験を通じて知ったことは、証券会社も銀行も、日本の金融機関に話をするとどんどん秘密情報が漏れていくということでした。
発行体サイドの財務責任者(CFO)になった今、過去に情報漏えい事件を起こした金融機関の方々(←幹部やプロフェッショナル職であっても!)と話をする機会が多くあります。彼らと話をする中で、ふしぶしから「でもやったのは自分じゃないし」「他社もやっているし」「インサイダーで人が死んだわけじゃないし」的な態度を感じます。これは猛烈に不愉快です。発行体をなめるな、と。
情報を管理できない人、秘密や約束を守れない人は、金融の仕事をやってはいけません本記事の主旨からは少し外れるかもしれませんが、「できないやつに合わせるので、できるやつにはつまらない会社になりましたね」という一文が引っ掛かりました。
これは、野村だけでなく他の日本企業(特に金融)でも起きていることでは…?
伝統的な日本企業が、それっぽくダイバーシティやらグローバル化を進めても、根本的な人事制度が変わっていないから人材が育たない。
発展途上の若手にはそっぽを向かれ、結局残るのは…。
「キープヤング」というスローガンが、ただただむなしく見えます。Moriさんのコメント、非常に思い当たる節があります。「この人たちの職業倫理は一体どうなっているんだろう」と思うこと、ありますね。
一度、相手方のFAに散々当方の内情をリークされ、以来、取引を一切お断りしたことがあります。こんなことを続けていたら、そりゃ世間からの信任も尊敬も得られないだろうと当時、感じたことを思い出しました。