「4つの世代で構成されるチーム」を上手に率いるための4つの方法
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「多様性」という言葉には「多様性を認めようとしない人の存在を多様性の一環として認めるか?」という根本的問題があって、多くの場合ここに殆ど答えを出さないまま「多様性」という言葉を使ってしまうのです。
私はミレニアル世代に該当する人間ですが、今現在の職場ではベビーブーマー世代のベテランからあまり根拠らしい根拠もなく酷い叱責(殆ど虐めではないか…)を受けながら仕事をしています。その人は「自分が気に入らない人間は意地でも排除する」という全く多様性とは真逆の価値観に生きている人ですが、チームの多様性という観点からそのまま居座り続けています。結果私の部署では私を含め、その人に虐められているミレニアル世代を中心として潜在的に転職を希望している人間が大量に出ています。
社会制度や国家のレベルになると話は変わってきますが、少なくとも企業の現場では「多様性を認めない人」を排除し、チームにマイナスの影響を与えすぎる存在を早期に消し去るだけでも多様性は一気に向上すると思います。ここに書いてあるような事は勿論重要ですが、そもそもの問題としてマネジメントの対象であるメンバー一人一人が意識しなければ多様性は成立しません。「チームに多様性を」という掛け声と共に多様な人を引き込んだものの全く機能しなかったり、実は多様性が必要ではなかったというケースはよくありますね。無理に連帯感をつくることは意味がないように感じていて、それぞれが持ち味を発揮しながら、上位概念の目的で繋がっているということでいいのかなと最近は考えています。共通の目的さえ全員が認識できれば。