日本のIT人材不足を解決できるか? 小学校で始まる「プログラミング教育」とは
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将来のIT人材育成を目指すなら、小学校高学年からテキスト言語でのプログラミングは必須。3学期のプログラミングは5、6年生に学年・学級の枠を外し、習熟と興味から学ぶ言語を選択させた。2学年160名の中、BASICは35名、JavaScriptは20名の子どもたちが選択した。タイピングに習熟し、テキスト言語でコーディングしている子どもたちは実に楽しそうだった。人工言語を理解し合うしコンピュータと豊かなコミュニケーションがとれる力こそが、IT人材へつながる。
今、巷で始まっている小学校プログラミングは、プログラミング的思考などという訳の分からない定義を金科玉条にし、教科のねらいを達成しようと這い回っている。x=x+1も学ばないプログラミングが子どもたちに21世紀を拓く資質・能力を育むとは到底思えない。文科省の言う「プログラミング的思考」というのが、最大の問題と思います。
要するに文科省の言う教育改革なるものは、”お金を使いたくないよう!教育改革”なんですよ。竹槍でB29と戦え思想なんです。
小学校行ってみてください。ICT機器びっくりするぐらいないから。精神力で「プログラミング的思考」教えこむらしいですよ。かなり高い確率でサイドにロボットがあることに違和感を感じなくもないです。
それよりも、教科で習う数学や理科をシミュレーション・可視化してみるだけでもすごく実感湧くと思うのですけど。
私は大学1年生向けに
・ペットボトルロケットシミュレーション(変わりゆく水の量、変わりゆく圧力、空気抵抗その他すべて考慮)
・衛星のスイングバイ(複数の質量間の万有引力)
などを計算することで数学や物理を身近に感じてもらうという講義をしています。
そういえば、生物が好きな学生が航空機や新幹線の人流を見積もって、感染率X, 致死率Yの病原菌でパンデミックが起こったときみたいなシミュレーションをしたこともありました。