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注目のコメント
新著『ふたつの日本「移民国家」の建前と現実』についてインタビューいただきました。
今日4月1日に昨年スピード成立した改正入管法が施行され、「特定技能」による外国人労働者の受け入れ拡大が始まります。
重要なのは、この「特定技能」のみを見るのではなく、日本がこれまで取ってきた「移民政策」全体のコンテクストの中に位置付けて理解することです。
点だけでは見えてこないものが、線や面として見ることで初めてしっかりと把握できるようになります。
日本では「移民政策ではない」「いわゆる単純労働者は受け入れない」「技能実習の目的は国際貢献」といった数多くの「建前」が「現実」を見えづらくしています。
だからこそ必要なのはフェアな現状認識です。立場が異なる人の間でも現状認識は共有できるはずです。その土台を提供できたらと思い『ふたつの日本』を書きました。
政府がいつの間にか進めていたという状況に甘んじるのではなく、民主的な議論に基づいて、真正面からこの国の「移民政策」を作っていくべきだと考えています。
(追記)こちらも今日公開したのでぜひ合わせてお読みください。
→ファクトで押さえる「日本の移民問題」。在留外国人300万人時代をどう捉えるか https://newspicks.com/news/3787542こ、これは素晴らしい記事ですね。
得てして、みんなが抱くイメージとファクトはずれるもの。
この日本における「移民」における話はイメージと実態はずれていて、その認識のズレを埋めてからでないと、建設的な議論はできないですね。
この事を、正面から伝えているこの記事は素晴らしいと思います。
私は、このズレに、山梨を舞台にした2011年公開の映画「サウダージ」(http://www.saudade-movie.com)を見るまで考えたこともなかったです。
DVDが出てないので、宇多丸さんのラジオで是非。
https://www.youtube.com/watch?v=J62_obB0VXQ「数年働いて、帰国してもらう」とさらっと言ってしまうと、それがあたかも簡単なことのように思えますが、働きに来てくださる外国人の方が一人の人間であるという視点が、欠けているように思えてなりません。
もし、自分が同じように海外で数年働きに行くことを想像すると、現地で転職したくなったり、恋愛して結婚したりする可能性は十分にあると感じます。当たり前ですが、低賃金で劣悪な環境では働きたくありません。
将来に渡り人手不足の問題が続くとしたら、日本に必要なのは、その場しのぎの政策ではなく、社会統合の観点を入れた中長期的な政策ではないでしょうか。
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