年金は70歳受給なら42%もお得、意外と知らない老後資金の増やし方 - News&Analysis
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①死亡せず、②年金制度の変更がなければ、繰り下げによる増額率が一般利子率より高いので金銭的には有利ということ。
この2つのリスクは決して小さくないことを考え、私は、支給繰り下げを高齢者にはおすすめしていません。
貰えるものは、すぐ貰おう!
これまでの株式投資の経験で、破綻会社の株式はすぐ売って現金化する、もたもたしていると、上場廃止になり、スクイーズアウト(締めだし)になるか、倒産で紙切れになることを学びました。
もちろん、どの破綻会社の事業再生計画の収益改善効果は結構な率でした。
一方、年金受給者が、就業し収入があると、年金受給額がカットされることがあまり知られていません。
年金の互助的性格が現れたカットです。個人が稼いだお金も年金額と合算し、総計で調整するという不合理な制度です。繰下げ支給は、いつから受け取るかを事前に決める制度ではありませんので受給を開始したいタイミングで受給申請する事で自動的に繰下げとなります。
70まで繰下げるつもりでいても事情が変われば早めに受給もできますし。状況によっては遡って65からもらう予定だった額を一括で受け取ることもできます。
年金制度は実は手厚いんですよね。
弊社では在職調整を含めた詳細なシミュレーション機能を開発しており、無償提供しております。是非色々試しながら年金制度の理解を深めていただきたいです。【公的年金まとめ(現時点)】
・加入期間20〜60歳。10年以上(30歳以上)で年金支給確定。
・満額月6.5万円、年78万円(40年間加入が条件)。
・原則65歳から支給。
・繰り下げ0.7%/月(8.4%/年)アップ、繰り上げ0.5%/月(6.0%/年)ダウン。MAXは前者84%アップ(75歳から受給)、後者30%ダウン(60歳から受給)。