[東京 28日 ロイター] - 日銀の内田眞一理事は28日午後の参院財政金融委員会で、中国の債務残高水準は引き続き高く、注視が必要だと述べた。渡辺喜美委員(無)の質問に答えた。

内田理事は、中国の民間債務は対GDP比200%と非常に高い水準に達していると指摘。中国当局もリスクを認識しており、債務抑制に向けた政策を打っているものの「水準は引き続き高く、注視が必要な状況」と述べた。

また、「中国の経済の影響は日本にとっても大きい。引き続き注視していきたい」とした。

*内容を追加しました。

(清水律子)