中国旅行大手シートリップ、2018年Q4の売上高は市場予想を上回る1260億円
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この決算発表により、携程の株価は、一時20%近く上昇、シティバンクやモルガンスタンレーが投資判断を引き上げるなど、経済界にも大きな影響をもたらした。
しかし、それに見合う内容とは思えない。パーケージツアーなど企画商品の比率がオンライン旅行業界標準より低い。逆に言えば、単品のチケット販売に依存しすぎている。
エアーチケットの価格スタンダードとなっているが、そのため春節時などピーク時における価格高騰の元凶と見做され、航空会社からも反発を買うなど、世間の風当たりは強い。
さらに、飛猪(アリババ系)、美団旅行(大きくはテンセント系)などの生活総合サービス“スーパープラットフォーム”との闘いが激化している。実際に、飲食やホテルのブッキングでは、彼らに勝てない。さらに、90后など若い層は、生活総合サービスを好む傾向にある。
携程の2019年は、決して楽観できる状況ではない。今後の動きに注目したい。