【藤本あゆみ】スタートアップの潮流は、シリコンバレーから世界へ
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注目のコメント
初めてPlug and Play の立場でコラムを書かせていただきました。入社して1年、スタートアップをグローバルで支援している立場だからこそ、見えてきたところをまとめています。シリコンバレーに本社がある弊社ですが、この3年くらいのグローバル展開(現在11ヶ国26拠点)と、その各拠点の動きを見ていると世界の流れが見えて面白いなーと思っています。
今回は最近もっとも動きが活発なフランスを中心に書きましたが、ドイツや中国も政府を巻き込んだスタートアップ×大企業の動きが加速しています。そちらもいずれ・・?WAmazingも、先月、JR東日本グループおよび、JR西日本グループとの業務資本提携を発表させていただきました。
創業2年半のベンチャーが、「旧・国鉄」の皆様と、オープンイノベーションに取り組めることは幸甚です。
しかし、ベンチャーには、鉄道敷設などのインフラ整備はできるはずもなく、しかし、観光産業には、物理的な人の移動が付き物です。
中国🇨🇳のテンセントが、Mobikeに七百億の出資をしたように、リアルな人々の移動の足と、ネットサービスがどんどん結びつく時代。大企業の力、ベンチャーの力を組み合わせて、日本の一大産業に観光産業を成長させ、観光立国日本を実現したいです。Labという取り組みはおもしろいですね。
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Viva Technologyでの特徴的な取り組みに「Lab」と呼ばれるものがある。フランスを代表するグローバル企業が自社のビジョンと課題をオープンにし、その課題に対してスタートアップがソリューションを提示する「VivaTech Challenges」だ。
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スタートアップにとって、解決すべき課題の発見が大きなテーマになりすぎている気がします。大企業かVCから定期的に課題リストが出れば質の高い起業が増えそう。