米国、5年以内に有人月探査 初の女性飛行士派遣へ
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遅延が続くSLSにハッパをかけるという意味もあるのでしょうが、
ケネディー大統領は1969年まで(再選された場合、自身の任期が切れた直後、かつ選挙の翌年)に月に行けと言いました。
トランプ大統領は2024年まで(再選された場合、自身の任期が切れる直前、かつ選挙の年)に月に行けと言いました。
ところで、女性が選ばれることをコミットしたわけじゃないと思いますよ。men and womenと言ったのは、単にmenと言うとpolitically incorrectなのでそう言う常套句です。
【追記】スピーチ流し読みしました。一言でまとめると、「SLS、ちんたらしてんじゃねえ」ですね。
【追記2】この記事によると、主要な怒りの矛先はボーイングのようです。(SLSのコアステージのコントラクター。)今月初めにボーイングがSLSを2021年に伸ばすことを提案して、NASAとアメリカ政府がブチ切れたと。
https://www.cnn.com/2019/03/26/tech/nasa-commercial-rocket-sls-boeing-spacex/index.htmlペンスの演説見ました。めちゃくちゃ直接的で力強い、そしてNASAに対し怖いくらい脅しと発破を掛ける演説でした。
「我々は5年以内に再び月に降り立つ」
「50年前は8年でできたことが今11年もかかるはずがない」
「中国が月面戦略において優位に立ち、ロシアは高い値段を吹っ掛けてきている」
「そして最悪の敵は現状に満足しきっている自分たち自身だ」
「SLSプログラムを加速せよ」
「ただし我々は必要とあらばいかなる手段でも使う」
「我々は手段ではなく結果にフォーカスする」
「NASAは心を入れ替えなければならない」
「NASAにできないのなら、我々は、ミッションではなく、組織を変えるまでだ」
「もし民間企業がより速くより低コストで輸送できるのなら、NASAは素早く決断して舵を切る権限と勇気を持たなければならない」
要はこれはSLSへの最後通告なんだな。これで場合によっては民間に舵を切っても文句が言えないように布石を打ったと。
主にマーシャルスペースフライトセンターに向けた言葉とはいえ、他人事とは思えない。背筋が伸びました。これは何十年後かに振り返ったときに、あのケネディの演説に勝るとも劣らぬ伝説的演説になる気がする。もしNASAがいかなる手段を使ってでも再び月に降り立つことができれば。