リフト、巨額赤字ベンチャーIPOの試金石となるか
この記事は有料会員限定の記事となります
無料トライアルに申し込む
コメント
注目のコメント
アフリカでeコマースを営むJUMIAがニューヨークに上場予定ですが、損失を堀り続けていて大丈夫かという論調ながら、その損失額は1.5億ユーロ。9億ドルと比べるとかわいいものですね。資金力勝負でトップラインがとれるとされ固定費が先行する事業こそ、投資家意向としても上場せざるを得ない状況になるのではと思います。
JUMIAの上場について
https://abp.co.jp/perspectives/column/ejumia.htmlLyftのIPOの成功は後続のユニコーン上場全般、中でもUberのIPOの成否に与える影響は大きい。Uberは今回のユニコーン現象の象徴であり、市場に還元される資本と人材と経験値においてその影響はとてつもなく大きい。LyftのIPOはまさにその試金石となるという点で、大注目。
UberやLyftが現在赤字を出しているのは確かですが、単に赤字であることのみを強調しても仕方がないかと思います。
2社に共通するのは巨額のマーケティング投資、Uberの場合はさらに自動運転など開発研究の投資が赤字の要因の一つにはなっているはずで、構造的にキャッシュを生み出せるようなビジネスモデルが成立しているのかが重要。
つまり顧客の獲得単価(CPA)<単価や継続率で算出される顧客の生涯価値(LTV)となっているか。一定のスケールによってCPAはだいぶ下がってきている一方で、この数年やって見えてきたLTVがどの程度のものなのか。
おそらく、外から見えているよりはストック型に近いモデルになってきているのではないかと個人的には思っています(かなり継続性の高いモデル)