【前刀禎明】チャンスとリスクの“兆し”を知るために、感性を鍛えよ
コメント
注目のコメント
ビジネスセンスを磨く方法の1つです。
観察する、質問する、実験する、相談する、そして関連づける。この5つを習慣にすれば、創造的な思考力が磨かれます。
観察する感度を上げるためには、五感を意識して感性を豊かにする。
食べるときに五感で味わうのが、簡単な方法。単に「美味しい」と言うだけではなく、五感でどう感じたのかを表現するんです。意識するだけでも、感覚は繊細になります。
創造的知性と感性を磨いて、新しい発見をして、ビジネスもプライベートも楽しんでください。兆しを感じることができれば、ビジネスチャンスもつかめますよ。取材を担当しました。前刀さんが総じてお話されていたのは、創造的であるということは、単にアートを見たり、勉強したり、といったことだけではなく「世界を見る粒度を高めよう」ということでした。
記事内では語られていませんでしたが、前刀さんがアップル日本法人代表だった時代、銀座のApple storeの内装において、スティーブ・ジョブズだけが、図面上と違うミスを1ヶ所だけ見つけ、オープンまで時間の限られている中で変更を指示したそうです。世界観とは、細部へのこだわりの集積。まさに「神は細部に宿る」です。
マーケティングやデータで、高い精度のプロダクトやサービスは作れますが、世界をブレイクスルーするほどインパクトのあるものを作れるかどうかは、どれだけ感性を高めるかが鍵となるということのようです。
しかし、前刀さんのスーツ姿はとてもお似合いでした!遊びはあっても、スキがないというか、撮影時は周囲も凛とした空気に。自分自身もこれくらい格好良くスーツを着こなしてみたい……。あ。これってあの時のあれに似てるな、と思う関連力。アナロジーの視点に時間軸を入れると未来が想像しやすくなる。だから様々な歴史を知ることが実はとても重要なんだと思う。
『最後に自分でよく観察して、見て、考えた仮説と実行した結果、相談して得たフィードバックを全て関連付けていく。この5つ目の「関連力」が最も重要で、結び付けることができると、ひらめきや、直感という形でアウトプットできるようになります。』