【警告】日本企業が陥る、サブスクリプション「5つの落とし穴」

2019/3/31
所有の時代が終わりに向かっていくーー。
こう話すのは、米ベストセラー書籍「サブスクリプション(原題:Subscribed)」の著者で、サブスクリプションビジネスの管理プラットフォームを提供するZuora創業者のティエン・ツォ氏だ。
今や動画や音楽のデジタルコンテンツだけでなく、ハードウェア製品から小売り、不動産に自動車業界まで、あらゆる業界にサブスクリプションが浸透し始めた。
だが、「サブスクリプション」という言葉が一人歩きすると、その本質を分からぬままに定額課金制だけを取り入れてもうまくいかない。そもそもサブスクリプションの導入は、ビジネスモデルの転換であり、とりあえずブームに乗って成功できるようなものではない。
特に、日本ではサブスクリプションにいかなる誤解があるのか。そして、本格的な導入のために重要な要素は何なのか。NewsPicks編集部は、Zuora日本法人社長の桑野順一郎氏に直撃した。
桑野順一郎(くわの・じゅんいちろう)/
①サブスクは単なる「月額課金」ではない
──「サブスクリプション」という言葉が流行りだして、おそらくZuoraさんにも「とりあえず我が社にサブスクを導入して!」というような依頼も増えているのではないでしょうか。
はい、おかげさまでたくさんの依頼のご連絡を頂いております。
しかし、サブスクビジネスがうまくいかない企業は結局、サブスクリプションを「プロダクト販売の延長線上」と捉えてビジネスを始める場合がやっぱり多いんですよね。