【検証】ファーウェイは、アップルを超えたのか

2019/3/30
iPhoneが揺れている。
2019年は、iPhoneの販売台数低迷による「アップルショック」から始まり、最新の四半期決算でもiPhoneの売上が前年と比べ15%も減少していることが明らかになった。このため、アップルが軸足をサービスに移し始めているのは、特集でも見てきたとおりだ。
とはいえ、日本にいても、iPhone停滞の実感はないかもしれない。
なぜなら、日本では未だに半分近いシェアをアップルが握っているからだ。日本では「スマホ=iPhone」といってもいい構図が今も続いている。
だが、世界に目を広げると、風景は全く異なる。
そもそも、スマホ界を支配していたのは韓国サムスン、アップルの2社だ。さらに2018年は、その「2強」の構図さえ、崩れてしまったといっていい。
その背景には、中国ファーウェイの躍進がある。