【独占】『GAFA』著者が語る、時代を制するビジネスモデル
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『GAFA』の著者、スコット・ギャロウェイ氏に直撃しました。
興味深かったのが、必ずしも「サブスクリプション」の話題を振ったわけではないのに、話題がそちらへとシフトしていったことです。それだけ米国市場で生き残るために、この仕組みが必須となっていることを痛感させられました。
明日の後編も含め、ギャロウェイ氏が世界のテクノロジー企業について、広範で深い知識を持っているだけでなく、独自のクリティカルな洞察と、それをキャッチーな言葉で伝える能力のすごさに、勝手に感銘を受けましたし、とても刺激的なひとときでした。そうそう、サブスクって、企業にとっては良くても、ユーザーにとっては必ずしも経済的とは限らない。
サブスクを取捨選択する懸命さもユーザーに求めらる時代。こんまりメソッド的には、「トキメキの少ないサブスクは解約しましょう」ですかね。
=引用=
例えば、月額100ドルのジムに加入するとします。
おそらく、あなたは「週3回はジムに行くので、月12回で1回当たり8ドルでお得だな」と頭の中でそろばんをはじくでしょう。ただ、人間の脳は、時間がどれだけ早く過ぎるかをいつも過小評価してしまいます。
だから、結局は大体が月3〜5回通えばいいほうなんです。
すると、1回当たり30ドルです。だけど、最初に「1回当たり30ドルのジムがあります」と言われていたら、誰も行こうとはしないでしょう。つまり人間は、自分が思っているよりも早く時間が過ぎてしまうものなのです。「2019年は「免疫」の年になります。」、「「テクノロジーの横暴」の揺り戻しとして免疫が広がり始めるのです。」、「免疫が確かに注入されていく」。最大の「免疫」はプライバシー重視の傾向だと思います。GAFAの中でも、カスタマイゼーションという動きとともに一見、相矛盾するような、この「免疫」に対応できた企業が勝ち残る1年になるのではないかと予想しています。