【真相】なぜ現役ドラフトを提案するのか。交渉は「一歩前進」
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注目のコメント
かつて議論されたレンタル移籍制度は成立寸前まで行きながら、少数球団の反対で頓挫しました。現役ドラフトを実現させるには、何のために行うのかを突き詰め、選手と球団がwin-winになる制度設計が大切です。個人的には人材流動化、活性化の先にエクスパンションをできれば理想だと思っています。
現役ドラフトで何が変わるか、西武の相内投手の例で考えてみます。直球、変化球ともに1軍レベルだが、安定感がない。数年前にじっくり話し、考え方が甘いと感じました。おそらく球団はまだ育成期間と考えているが、今季7年目。育て切れていないとも言えます。
現役ドラフトの副次的効果は、取られたくないなら起用が促進されること。この制度があれば相内投手は昨季、おそらくもっと起用されていたでしょう。制度がなくても、球団が起用して育成するべきなのですが。残念ながら、プロの育成力は決して高くないという問題も根底にあります(アマの指導者から時々聞きます)。
プロ野球選手会もコメント欄を見ているようなので、賛否両論、率直なご意見いただければ幸いです。プロ野球はみんなのものなので、一緒にいい球界を作っていきましょう。また写真について補足ですが、あくまでイメージです。弊社が使用しているアフロ、ゲッティにはプロ野球の写真が極端に少ない。それには記者クラブの存在が絡んできます。プロ野球の裏側には様々な問題が隠れています(苦笑)。「ローリスクローリターン」等のカテゴリ分けはさておき、リストアップされている選手の名前を見て、思わず「あぁ、確かに…」と声に出してしまいました。
一プロ野球ファンの意見ではありますが、現役ドラフトは賛成です。
野球ファンの中でも、二軍三軍選手までチェックし、実際に球場まで足を運ぶのはごく一部のコア層だけ。
「立場が人を作る」と言いますが、これはプロ野球選手でも同じかと。
一軍の、華やかだけど厳しい世界に身を置き、ファンの叱咤激励を受けることで伸びる選手も沢山いると思います。
スカウト云々は完全に内輪の話。
もっと選手とファンのことを考えてほしいと思います。スタートアップがエスタブリッシュに比べて、優秀な人材が集まり、イノベーションを起こしやすく、成長率と成長スピードが圧倒的に高い、その要因の一つはまさに「人材の流動性の高さ」にある。
スタートアップで働くということはエスタブリッシュで働くことと比べて、圧倒的にリスクが高い。いつ会社が潰れるかもしれない、いつプロジェクトが頓挫するかもしれない、そして、いつ会社を追い出されるかもしれない。その中で、圧倒的な事業の、会社の成長を目指して、そのために自分を成長させることにフォーカスする。
ぼーっとして仕事を待っていたら、事業や会社、そして周囲の成長に置いてきぼりにされる。業界が狭いぶんだけ、一度置いてきぼりにされた人間が、次のチャンスを掴む可能性は狭まる。
会社や事業だけでなく、個人が、市場において、そして、会社内においても激しい競争環境の中にいるのだ。
その競争に勝ち抜けば、リターンはある。スタートアップにおいて、プレイヤーで年収1,000万などざらにいる。1,500万、2,000万プレイヤーも少なくない。そして、株やストックオプションを手にしていれば、上場時に大きなキャッシュリターンを得ることができる。
競争とインセンティブ。これこそが、スタートアップ人材が優秀で強い理由だ。
人はインセンティブがなければ戦う理由がなくなる。競争がなくなれば成長する必要もなくなる。環境こそが人を成長させる。強い会社を作りたければ、競争しなければならない。これが資本主義の本質そのものであろう。
QT:
"あらゆる業界で共通することだが、人材の流動化が進めば、競争が生まれ、その業界全体がレベルアップしていく。"