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デビアスもついに合成ダイヤに手を出し始めましたが、ダイヤモンドの合成技術の進歩は目を見張るものがありますね。これだけ大きなダイヤが人工的に作れるとなると、いよいよ宝石としての価値をどの様に保っていくのか、などという議論に発展することもありそうです。

デビアスが合成ダイヤにいよいよ本腰 NYに続き西海岸にもポップアップ
https://newspicks.com/news/3649268/

従来の産業用人工ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドの生成を真似た高圧高温(HPHT)合成法が使われ、高圧アンビルに巨大なプレスで作っていましたが、大きな結晶を得るには巨大な装置が必要な為、コスト的に難しいと言われていました。

それが、70年代以降、CVD(化学気相蒸着 chemical vapor deposition)法という方法でもダイヤモンドができることがわかってきて、2000年代には天然ものと見分けがつかないなどという騒動がありました(実際には区別できるらしい)。

今回の単結晶も、そのCVD法の一種であるプラズマCVDという方法を用いて作られています。

Matsunagaさんもコメントされていますが、どんなにすごい機能性材料の設計や合成ができても、それが世に出るためには、その原材料の調達、大量に合成するプロセス、などのファクターをクリアしないといけないので、材料工学は実は極めて複雑な問いに挑戦しなければなりません。

すごい材料ができたけど、目的の用途に合ったコストと量の生産はできない、ということはあるあるです。

無論、そうした社会的制約や、技術的制約は、わかっている人間はある程度考慮して材料設計をしますし、今後はそうしたパラメーターも配慮したマテリアルインフォマティクスになって行くのだろうと思います。