理想の医師ってどんな人? SNSで聞いたら理想と現実かけ離れていた!
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注目のコメント
これは我々医師が考えや意見を押し付けてはいけない記事だと感じました。
ぜひ、コメント欄に皆様のご意見をお寄せください。私個人も参考にさせていただき、今後のニューズピックスでの活動や医療現場の改革に活かしていきたいと思います。記事もみなさまのコメントもとても刺激になりました。
そして、自分自身がどう考えているのかと言うと、これは医師と言ってもその立場によって少し変わって来ると思います。
まったく診断のついていないところから問診、視診、触診、聴診から必要な検査を考えて診断を確定する初診医。そこから、外来治療、入院治療を行う医師。さらに侵襲の進んだカテーテル治療や手術を行う医師。
私は心臓血管外科を専門としていますので、川に例えると最下流に属しています。基本的には、私が診る患者さんたちは既に診断が付いていて、治療方針も大方決まっていて、あとは治すだけです。そんな私たちに課せられた理想像は『結果を出せる』に尽きます。そのためにな、大げさ過ぎますが「イチロー選手であること」を求められている気がしています。結果にこだわり、その結果の全責任を自分自身が負う厳しさを持つことだと。
もちろん、良い結果は自分ひとりで出せるものだとは思っていません。しかし、執刀医である自分の日々の研鑽や自己管理が不十分であったら、どんなに周囲のスタッフが万全な体制でもベストな結果を引き出せない可能性が十二分にある、そんな領域です。
私の立場で考える理想の医師像は、腕が立つのは大前提。加えて、自分自身への厳しさと目の前にいる患者さんのことを他のどの医師よりもはるかに真剣に考えられる医師です。参考にさせていただきます。
山田pro同様、NPの方々からも意見をいただけますと、ぜひ自身の診療においても、また、病院の改革案などにおいても参考にさせていただきたいと思います。
追記
できる限り読ませていただきました。
十分な知識・技術があること
目を見て話をよく聞くこと、向き合った診察をすること
わかりやすい十分な説明をすること
自身の体調管理も行うこと
スタッフも幸せにできること
足りないことばかりかもしれませんが、医療者のことを気遣ってくださるコメントも多く、とてもありがたく拝読しました。
ありがとうございます。