【3分解説】インスタ、ECサイト参入に透ける「3つの狙い」
NewsPicks編集部
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アーティストとしては、PatreonやTwitchのように、良いコンテンツに寄付できる機能がインスタ上でもつけば良いのに、と感じています。
インスタグラムはYouTubeやSpotifyなどに比べるとユーザーにとって直接の収入がないサービスなので、EC機能に関連してクリエイター支援機能がつけばコンテンツクリエイターにとってのインスタの使い方も大きく変わると思います。Amazonが商品指名買いに対して、インスタはフィードに出てきたものに直感的に反応する衝動買いスタイル。
使われ方が違うので可能性はあると思いますが、今のインスタで見たいモノは、コマースのCVRをあげるための投稿ではないと思うので、そのあたりユーザーのヘイトがないように上手く設計していけるか?がポイントだと感じます。
とはいえ、インスタは検索機能としての使われ方がかなりワークしている為、Amazonなどよりもフワッとした#ワードで調べつつ、イメージに近い投稿を探してそのまま購入。これは使いやすいのではと感じます。
“ユーザーそれぞれの使い方によって世界観を上手く住み分ける”を1つのアプリ内で表現する上手さがインスタの特徴だと思うので、インスタECもうまくユーザーに違和感のない進化を遂げて欲しいと思いました。2017年10月に、インスタのビジネス責任者に買い物機能についてインタビューしてから、はや1年半。彼が話していた「インスタの中で、商品を購入するところまで完結したら便利だよね」という構想が、ようやく実現しました。折しもザックがフェイスブックの新たな方向性を示したところ。社全体の戦略とどう絡んでくるのかを含めて、図とともにコンパクトにお届けします。