「禁煙でボーナス査定UP」全面禁煙による健康増進に企業も本腰
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段々そういう時代になっていくということでしょう。
ちなみに禁煙と言えば、うちの会社は喫煙者が1人もいません。それどころか採用に関しても喫煙者はどんなに優秀でも入社までにプライベートも含めて禁煙することを入社条件にしています。理由は以下4つ。
1.社員の健康のため(健康のためにはプライベートにも踏み込みます)
2.業務時間の効率化(タバコ休憩の時間は非効率+禁煙者にとってはその休憩がないので不公平)
3.喫煙場所の設置は非効率(もっと場所を有効活用したい)
4.職人的味覚の維持(クラフトビール メーカーなのでビールの味を日常的に評価している)
140人程の社員全員タバコを吸いません。世間的には賛否両論あると思いますが、うちが造るビールの味同様、個性的な企業文化なので仕方ありません。喫煙と健康について簡単にまとめておきたいと思います。
タバコは「予防できる死亡原因」のうち最も多いものです。すなわち、禁煙は最大の予防医療とも言えます。毎年世界で600万人の方がタバコが原因の病気で命を落とします。喫煙者の最大半数までの方は残念ながらタバコが原因の病気で命を落とすことになってしまいます。その病気として、動脈硬化性疾患、肺がん、COPDが3大疾患と言われます。
禁煙をすると、心血管疾患、数多くのがん、肺疾患、感染症、骨折のリスクを著しく低減されることができます。また、死亡率も低下させることがわかっています。特に40歳より前に禁煙ができるとその低下率はぐんと伸びることが知られています。
一方、禁煙の「副作用」としては、ニコチン離脱症状、体重の増加、食欲増進、うつ、不安、不眠などが知られますが、全て一時的な現象であることがわかっています。
喫煙習慣にはニコチン中毒が関連していることもあり、禁煙が環境調整だけでは難しい場合もありますので、ぜひ医療機関を訪れ、「禁煙外来」を有効活用してください。薬物療法と認知行動療法の組み合わせが禁煙治療に最も有効であることが知られています。これは時代の流れからしてよいように取り上げられるかもしれないが、個人の趣向に会社が評価するということ自体が、大いなる侵害ではないか。
賞与は会社の貢献を評価するべきであり、健康増進に努めるのは、あくまで個人の自由でよいではないか。