焦点:高くついたゴーン流経営、日産に残した身勝手と不正のツケ
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日産をV時回復させて、その後利益を出すようになったことを軽く見ていないでしょうか?こと利益については、当時の日産はどうしょうもない存在であり、それは体質的なものだという指摘があったはずです。その体質を変えたのがゴーン氏で、現に利益体質に変貌している。仮にゴーン氏が私服を肥やすようなことをしたとしても、乱暴に言えば利益さえ出ていれば問題ないことだと思います。
もし問題があったのなら、取締役会で激しく糾弾するのが先で、いきなり現会長を警察に突き出す事などあり得ないと思います。20年もトップを続けていたら、特にそれが雇われトップだった場合、自制が効かなくなることを本当にルノーか分かっていなかったのか?そこに関心があります。
ところで、このロイターの記事は和訳記事でしょうか?
かなり読み難いです。
確かに負の遺産はたくさんあるでしょうが、この記事を読むとゴーン氏が起訴された事件を起こした時期の内部調査はまだ続いているのですね?
ゴーン氏の事件で、最大の違和感は、公開企業である日産のゴーン氏によるものと報道されている不正の数々について、まだ内部調査中なのに、特捜部が逮捕して身柄を拘束して起訴したことだと思います。
順番とやり方に違和感があるので、残念ながら、西川さんがいくらメディアを通じて世間に訴えても説得力がないんですよね。ただ、きっと西川さんはその事を自覚されているのでしょうね。だから、こういう記事が減らないんだと思います。
事件の全容が分からないと記事の中でも言っているのに、どうして部分的なことに焦点を当てた記事を出すのか?
それがよく分からないです。記事の全てが正しいとは思えない。このインドのマーケティング活動の取り組みは以前にも取り上げられていたが、数あるプロジェクトのひとつでしかない。
そもそも、ゴンさんへの権限の集中は、ルノーの統治構造に倣ったもので、上層部は了解していたはずだ。それは、服従ではなく、事業再生のためのリーダーシップへの同意であり、権限委譲だった。
会社経営では、戦略について全員が同意することはまれで、必ず反対意見や異論がでる。EV戦略やバッテリー戦略も反対意見や異論があった。むしろ、反対や異論は健全な社内的緊張とみられていた。
この反対意見・異論ばかりを集め、僅な伝聞情報でストーリーを作るのは、ジャーナリストではなく小説家。