「データと愛情、AIと人、双方が協力していく道を探る」デジタル時代のマーケティング戦略と人材育成のポイント
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マーケティングは現在再びクリエイティブが重要になっており、成功するマーケティングは芸術的要素が色濃くなっています。企画には齟齬があってはならず、ブランド戦略に則りつつも、全とき作品を体験することで人の心が動く。それが成功する顧客体験作りであり、マーケティングになっています。
この傾向は3年前のAdobe Summitでオンオフの別ないUX作りの重要性とエクセキューションのボトルネック化が明確に示された時から予兆されていたと言えるでしょう。
来週再びAdobe Summitに行ってきますが、何が提示されるか楽しみです。
マーケターに求められる要素は、(これも一昨年の日本のAdobeでの登壇時にも申し上げていますが)4つの要素があります。ブランド&マーケティングプランへの深い理解とその作成・実行力、クリエイティブへの深い理解とジャッジする力、データの成り立ち含めた知識に基づく解釈力、アルゴリズムの理解に基づくデジタル企画力、です。
これは宮坂さんの言う
「モノ/売り切り型から、コト/ジャーニー型へとマーケティングモデルを変える必要がある」
と言うことから来ている。
「デジタル化によるジャーニー型サービスを実現すれば、顧客の行動データも接点も膨大になる。そのため、行動データをタッチポイントの構築及びUX改善に繋げることができる「人材」と「オペレーション」が成功の鍵になると宮坂さんは強調。(中略)宮坂氏は「『クリエイティビティ』と『コミュニケーション』を掛け合わせたコンテンツ企画力だ」と語りました。」
というわけで、ますますマーケティング人材は専門化が進みます。しかも、データが増えすぎ、コントロールできる変数が増えすぎたためより直感が大事に。つまり、まずはやってみよう的で局地プロモーション的なデータ・ドリブンから、戦略的で鳥瞰的であるからこそこだわるところにはミクロの細部にまでこだわり抜く芸術的(敢えて、クリエイティブとかアートとか言いたくない!違う意味にとられちゃうから)なものに再び回帰しています。「共感力」と「想像力」がますますマーケティングのキモになってくる所以です。