Apple is among the largest companies in the world, with a broad portfolio of hardware and software products targeted at consumers and businesses.
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Apple Heart studyの結果ですが、40万人程度の試験で0.5%に心房細動を疑う不整脈を検出し、その人たちに1週間心電図をとると心房細動の検出は34%でした。これはほとんどが間違っていたというわけではなく、残りの66%の方は1週間のうちに同様の不整脈イベントがなく、判別できなかったということです。
陽性的中率は非侵襲的(血をとったり痛みのない検査)であることを考えると70-80%程度とまずまずの結果かと思います。
ポジティブに評価すると1週間の心電図をつけても見つけられないような心房細動を積極的に見つけることで脳梗塞の予防につながることが期待できる可能性があります。
どういう集団で特に重要かを検討するとより正確性は上がると考えます。
ただし、検査の正確性が十分とは言えないのでスクリーニング検査でしかありません。もともとティム・クックもそう言ってましたが。
ただ、発表で言われていたようですが、異常を検知した人の57%が自主的に病院を受診していたようです。健康意識を上げると解釈するか、不安を煽ると解釈するか、という問題もあります。普通に考えると後者です。
スクリーニング検査の後、どう対応すべきかというところまで今後の議論が発展していくのだと思います。
それでも有用なデバイスの1つだとは個人的には思います。
ACC2019 Apple Heart study
https://www.acc.org/latest-in-cardiology/articles/2019/03/08/15/32/sat-9am-apple-heart-study-acc-2019
こういったデバイスの普及により、自分が健康だと認識している人々から病気を見つけ、医療を提供する機会を与える事になります。一見良さそうで、私も否定的ではありませんが、必ず逆の可能性も考えておく必要がありますので、これが必ずしも良いこととは限らない可能性について、事例をお伝えします。
韓国から2014年にNew England Journal of Medicineという世界で最も権威の高い論文に掲載された研究では、甲状腺がんのスクリーニング検査が1993年と2011年で15倍も行われるようになったが、死亡率に差がなく、過剰診断が問題である事を指摘しております。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMp1409841?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%3dpubmed
また、前立腺癌の過剰診断も予後に影響を与えないことが分かっています。
こういった適正な検査、治療を行うようにする取り組みをChoosing wiselyと言い、私も山田先生と共に活動を進めております。Apple Watch と言った素晴らしいデバイスを無闇に持ち上げるのではなく、Choosing wiselyの考え方を持ちつつ今後も注目していきたいと思います。
しかし同時に、あくまで第一歩ということを忘れてはいけません。これにより、より適切な医療につながり、ひいては人の健康にとってポジティブな結果に繋がるということを追試で示す必要があります。偽陽性の検出により、不適切な検査、治療につながった、結果として健康におけるアウトカムを悪化したということになれば、その利用が逆に制限される可能性もまだ秘めている、と言えます。
とはいえ、日用品と医療機器の垣根を取り払う革新的な第一歩となり得ます。垣根がなくなることによって生じるマイナスの側面を、どのようにコントロールするかが今後の課題です。医療者、非医療者ともにより高いヘルスリテラシーが求められる時代が到来しそうです。
最近、私も健康ログ取ってますが、
データがたまると意識しますね。
ミエル化大事です。
健康診断の基準でもあるように、不要な検診や、投薬などのエビデンスになるようなデータなら要らないかと。
・Apple Watchを利用した史上最大の不整脈研究と、アップルの功罪(2018年11月18日)
https://newspicks.com/news/3470035