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安倍首相にとって、憲法改正は自らの存在意義であり、ライフワーク。どんなに可能性が薄れていても、コアな支持基盤に向けて、時おり決意表明せざるを得ないわけです。現実には、改憲はおろか、北方領土も拉致問題も解決の糸口がつかめず、右派の一部には疑念を募らせる声もあります。そんななか、「安倍総裁4選」というゴールポストを動かす掛け声が自民党内からあがるというのは、いささかシュールな政治状況ですが、核心を突いた誘惑とも言えるのかもしれません。
安倍さんも辛いよねえ。左から右からあちこちからつつかれまくって。

「左」が安倍さんをつつきまくるのはまあわかるが「右」だってがんがん安倍さんをつつくのよ。わたしは右巻きマイマイだが確かに安倍さんのやり方には納得できないことも多いの。このけったいな字句修正的な憲法改正もそうだし移民開国もそうだし消費増税もそうだし。安倍さんは「右」だみたいにいわれてますが「右」から見たっておかしいというか毀誉褒貶が多い政治家なんです。

でもね。それと同時にこれじゃ安倍さんがあんまりだとも思うわけですよ。確かに安倍さんという首相は「ようやく出てきた安定感のある保守政治家」ではあります。日本という国に対する愛国心と基本的な国家観をお持ちの。逆説的にいうとそんな政治家であるからこそなんでもかんでも安倍さんにおんぶにだっこになるわけですよ。なんといえばいいのかな。いままでの「右」が抱えてきた「やり残した宿題」をぜんぶ安倍さんにやらせようとしているというような。

いくら安倍さんだってそりゃ無理ってもんですよ。安倍さんだってやりたいことをぜんぶやれるわけじゃなく。われわれがそれぞれの立場で期待することをぜんぶ安倍さんにやらせられるわけじゃなくて。だって。マスコミは打ち揃って反安部だわマイコたん♥のようなおかしな記者は大声でわめくわ公明党に票は頼ってるわ自民党内にだって派閥はあるわ反対派はいるわ妙に社会主義的な思想を有する議員はいるわ韓国は見当識障害で徘徊するわトランプさんはやりたい放題だわで・・。

だから。なんでもかんでも一気に安倍さんにやらせるなんてのじゃダメなんです。まずは安部さんが先鞭をつけてくれた。そのうえで安部さんがやりたくてもできなかったことをこれからどうやって実現してくか。大事なのはこれなのよ。これからなのよ。ようやく扉が開きかけたんです。わたしたちは将来のことを見据えてほんとにちゃんと考えなきゃいけません。問われているのは安倍さんじゃなくてわたしたちなんですよ。

・・というわけで。いま急いで憲法改正なんてやらんでいいです(←あ。わたしは右巻きマイマイだが珍しくも改憲反対論者の憲法変遷論者なのです)。
安倍首相は、内容はともかく、何でもいいから「改憲」という実績を残したいとしか思えません。
9条改正の検討は必要ですが、ころころ意見が変わるし、そもそも、憲法の意義、法の基本を理解されているのかも疑問です。
「自衛隊は国民の9割から信頼を得ている」なら、論理的には自衛隊合憲明記のための改憲など必要性を感じないが、それでもあえてこのように公言するあたりに改憲への意欲を感じる。
トランプ大統領にとってはメキシコとの国境の壁。
安倍首相にとっては憲法改正。

どちらも、本人はいたって真面目に言っていますね。
ある意味二人ともブレないです。
でも、周りは白け気味…
こういうところが似た者同士かなぁ…
憲法9条について言及したのは、防衛大学校だったからなのであって一種のリップサービスでしょう。

①生活を豊かにするためには、適宜ルールを変えていく必要がある。
②完璧なルールだから、それに従って生きていくことこそ幸せである。

憲法改正については、単純に①か②の発想だと思っています。
個人的には①の発想でいたいので、憲法改正は是非して欲しいと思っています。

もちろん、時代と共に作り替えてブラッシュアップしていけば良いので、いきなり「完璧な憲法」を作る必要はないと思っています。
そもそも完璧とは理想でしかありませんよね。

だからこそ、今後も適宜改正しやすいように「96条改正」を最初に手を付けて欲しいと思っています。
日本の喫緊の課題は少子化対策と規制緩和なので憲法改正は急ぐ必要は無いと思っていたが韓国が北朝鮮に取り込まれつつある現状を見ると憲法改正も優先度を上げるべき
最近、憲法改正にあまり注目が集まっておらず、トーンダウンした印象もありますが、今日の防衛大卒業式では改憲へ改めて意欲を見せる発言をされました。