「20代からコカイン使用」 ピエール瀧容疑者が供述
コメント
注目のコメント
刑務所でたくさんの薬物系受刑者を見てきて思うこと。彼らは普通の所謂いい人であるケースがほとんどです。コミュ障でもなく粗暴でもない。まあ受刑者は売人系が多いんだけど。
で、薬物カテゴリでも日本はアルコールに比較的おおらかですよね。外で飲んでてもお咎めなし。一方アメリカでは外で飲むのは違法です。アメリカ映画で紙袋に瓶を隠して飲んでるのアメリカ行くまで意味わからなかったもん。大麻は日本では違法ですが、いくつかの国で合法化されてます。
つまり、何が違法で合法かなんて立法次第。日本だって1940年代まで覚醒剤も大麻も合法でした。大麻は千年以上の歴史、覚醒剤だって発明されて数十年合法だったわけです。
禁酒法の時代、マフィアが大活躍したように薬物は非合法化したら地下経済が潤います。薬物犯罪が地下経済を潤すのでNG説は合法化すれば解決するという皮肉な結論になるわけです。
最近日本でのカジノ解禁でギャンブル中毒者の問題がクローズアップされてますが、中毒にならない人が大半なわけで中毒になりがちな人を選別して制限するという手法が薬物にも有効ではないかと思います。合法のアルコール中毒だって大問題なわけですからね。
なので地下経済対策の為に薬物を概ね合法化し中毒になりやすい人を制限する、常習者は保険制度の適用を制限するなど愚行権を尊重するという運用でいいと思われます。刑務所のコストも削減できるし、30年間コカイン摂取してても普通に生活できて素晴らしい作品を世の中に出し続けたピエール瀧さんを世の中から抹殺することもないわけで。
法を犯したからその人の人格全否定とかそれこそおかしな考え方と思いますよ。コカインの身体的影響については、以下の記事のコメント欄に簡単にまとめましたので、見逃された方はご参照ください。
https://newspicks.com/news/3739711/