伊勢丹新宿は築86年「鉄筋コンクリート造」は何年もつのか？

コメント

注目のコメント

• 安田 瑛紀

  セメントメーカー 研究員

  ・2019年03月14日

  何年もつのか？
  これは難しい質問です。
  コンクリートは全て一点物である上、作用する荷重や環境もさまざま。
  そしてこれは、鉄筋とコンクリートという材料の組み合わせが何年の耐久性を持っているかという物理化学の前に、人間の経済活動の問題なのです。
  何年もつのかよりも、こと不動産に関しては、何年もたせたいかというオーナーの思想と、どれくらいの快適さまでなら我慢できるかという使用者の好みの中間地点が設計寿命になります。
  そしてこの中間地点とは、科学的耐久性の限度ではなく、減価償却とか法定耐用年数とか、オカネの世界の話です。
  
  人間活動を無視して、コンクリートが純粋に風化してしまうまでの時間は、100年かそこらでは効きません。もっともちます。
  でも、コンクリートは人間活動を前提として存在するあまりに工学的な材料なので、科学だけで考えるのが正解とは限らないのです。
  難しいなあ。
• 竹内 慎也

  株式会社rad 代表取締役

  ・2019年03月21日

  ＜POINT＞
  ●RC造は、適切に管理されれば、一般的に80年～100年もつといわれる。
  ●RC造は、耐用年数を長く見込めるため、リノベーションに適している。
  ●早期にリノベーションを施すことで、トータルリターンを大きくできる。
• 白石 育大

  株式会社エー・ディー・ワークス

  ・2019年03月14日

  とあるマンションデベの方が100年って言っておられました