「金融・決済、取扱高6兆円へ」 KDDI金融持ち株社長勝木氏
日本経済新聞
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異時点間のブリッジという課題を伴う「資産運用」「リスク移転(保険)」サービスの提供において、モノとコトの整理をつけたうえでスマホを中心とする非対面と対面を組み合わせるチャネル戦略を感じます。
対面接点の場として携帯ショップ直営店が適切なのかは別として、携帯キャリアながら非対面のみに偏らないという姿勢は興味深く、前向きに注目しています。
一方、「軽め」の仕掛けを好んでいるように見受けられるNTTドコモと異なり、KDDIの金融事業の仕掛けは「重め」であり、その重装備を正当化する高い収益性を如何に達成するかが大きな課題だと思います。
そのカギは「通貨」を軸とした経済圏の確立と各種金融事業の基盤化(収益の複線化)にあると個人的に考えており、同社の新年度以降の取組みの展開に強い関心を持っています。大抵の日本人は、携帯キャリア企業を致しかたなく使っているように感じます。
抱合せ販売されたり、解約金取られたり、若い人ならば割賦販売でクレジットスコアリングを傷つけられたり…あまりいい企業イメージは無いと思うのです、本音をいうと。
となると、決済とか保険とか金融サービスのようにプライベートをさらけ出すサービスは本能的に受けたくない!と感じるのではないでしょうか?
イオングループが金融事業が成功出来たのは、やはり生活密着型の小売業だったからだと思います。