佐々木俊尚氏、乙武洋匡氏ら「原発賛成・反対だけの議論はやめよう」福島第一原発事故から8年、感情論によらない対話を
AbemaTIMES
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「科学的視点でロジカルに考え対話をし、感情論に陥らないことが重要ではないか」とあるが、福島の原発事故では東京都の1/3以上の面積が住めなくなったわけで、冷静に議論しろと言われても難しい。科学にも100%はない。たとえ0.1%であっても私はそんな場所には住まない。
再生可能エネルギーの可能性を納得ゆくまで議論した上で、それでも本当に原発が必要かと問いかけないと国民の理解は得られないと思う。少なくとも私は理解できない。
使用済み核燃料の処理技術の進歩に期待するぐらいなら、再生可能エネルギーの技術革新を本気で取り組んでほしい。正しいんです。本当にその通りです。でも、「目に見えない恐怖には強い拒否反応が出る」という人間の生存本能の問題は、もっともっと真剣に向かい合わないと結局は前へ進めないようにも思います。
一見、理想的に聞こえます。が、8年たっても福島第1原発事故で1~3号機の溶け落ちたデブリがどこにどんな状態であるのかほとんどわかっていない状態。増え続けるトリチウムの残った汚染水も結局は安全だからという理由づけでどうにか海に流そうとしています。間違いなく風評被害が発生するでしょう。
今だかつて体験したことのない災害のまだまだ途中。放射能の長期的な影響はまだ結論を出すべきでないはずです。体験したことがないのだから。
本来なら日本は原発以外の発電を最大限模索すべき立場のはず。日本の至るところで大地震が起こる可能性があるという事象と、最近の原発再稼働を進める風潮が矛盾していると感じている自分はおかしいでしょうか❓