都内で暮らす30代独身男性の平均年収や貯蓄額、生活費はいくら?
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平均であって中央値ではないので1つ1つの家計を見ていると、二極化しています。貯金ゼロに近い世帯も多ければ、数千万円作っている人も。年代を重ねるとその差は大きくなります。
この手の「平均」には注意が必要です。さもないと統計の罠にはまります。
2ページに「30代独身の平均貯蓄額は約317万円」とあるので、「おお、そんなにみんな貯金しているのか!」と思うかもしれません。
しかし直後に「そのうち、貯蓄ゼロが39.7%、100万円未満が17.4%になっており、あわせて57.1%が、貯蓄0~100万円未満です」とあります。おそらく中央値は80万円あたり。
つまり、「30代独身の半数は貯金が80万円以下」と表現するのが実態に近く、これで月に5万円貯金とか投資とか無理な話になってしまいます。
前半の平均月収が30万円あたりの話も同じです。富裕層が平均を押し上げ、非正規雇用の低収入を見えにくくしています。
世の中は「平均値イコール中央値」とは限らないことに注意しましょう。