【メガトレンド】人生100年時代を支える「アップデータブルな身体」
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〉いろいろ身体を改造してみたいという人もいれば、生身のままで生きたい人もいる。VRがあれば身体は要らないという人だっているかもしれません。その多様性こそが、人間がこれまで生き延びてきた強みだと思います。
注目のコメント
僕はこの人に出会って『障害者』という言葉の輪郭が曖昧になった。「人類皆、大なり小なり障害者なんだ、0か1かじゃない、グラデーション」と思うようになった。「足がないことは余白」って言われて、頭を殴られたような衝撃でした。
僕はボストンでたくさんの優秀な人に出会いましたが、この人ほど目に見える形でパラダイムを変えようとしている人は他に知りません。分野は全然違いますが、僕が最も意識している人の一人です。身体という“多様性”を拡張する。遠藤謙さんがやっていることは、まさにこれだと思いました。
義足エンジニアとしての彼の仕事をイメージしてもらうために、前半はちょっとくどいかなってくらいメカニズムを説明しています。
が、読んでほしいのはその先の話。自分の先入観を疑いながら身体拡張の許容範囲を考えてみると、いまの多様性の限界がなんとなく見えてきて面白いです。
Q. ベビーカーを持って満員電車に乗るのはありか。
Q. マルクス・レームはオリンピックに出場するべきか。
Q. スマホを持って大学入試を受けるのはありか。
Q. もし歳をとって歩けなくなり、義足をつければ歩けるようになるなら、動かなくなった脚を切断するか。
…とか。義足に感動する時代ではなくて、
普通でしょって言わせたい気持ちは、
一歩向こうの研究者、エンジニアの
欲求と思う。
義足競技者が健常者の身体性を超えるのに
皆が違和感を持つことと、
野球やサッカーの試合で
グローブやシューズが無い人に
違和感を持つことはさほど変わらない。
テクノロジーを土俵に考えれば
先入観を捨てていいし、
解決していける課題も相当に多いと思う。