大企業景況感、3期ぶりマイナス 中国減速でスマホ不振
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本調査は、4月頭に公表される3月短観の先行指標として注目されますが、1-3月期の現状判断のみならず、4-6月期の見通しもマイナスですから、3月短観の業況判断DIは「最近」「先行き」とも低下は避けられないでしょう。
なお、注目されていた来年度の計画調査ですが、増収・減益・設備投資減となってます。
ただ、個人的に注目したのは、「従業員数判断」BSIが現状判断・見通しとも急激に下がっていることです。
これまで雇用環境はいいのが当たり前でしたが、少し風向きが変わってきたかもしれません。景気は「集団心理」に大きく左右されるので、景気が落ちる落ちると言っていると、皆が財布の紐を締め始めて本当に景気が落ちます。
確かに中国減速は事実でしょうし、それが一部業界にはネガ影響かと思いますが、針小棒大に捉えて関係ない業界まで騒ぐのは、自らの首をしめる行為に近いと思います。