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3回目の米朝会談「時間必要」=米補佐官、北朝鮮けん制

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    米朝間の交渉に関しては、時間は米国に味方しているように見えます。国際社会の経済制裁が効果を上げ、北朝鮮は経済的に相当苦しんでいるようです。第2回の米朝首脳会談が事実上決裂し、北朝鮮は思惑が外れたでしょう。首脳会談直後の金正恩委員長の仏頂面を見れば、北朝鮮側の失望の強さが理解できます。
    日本にいると肌に感じることが難しいのですが、一方のトランプ大統領や米国にとって、北朝鮮問題は最優先の課題ではありません。それどころか、米国民にとっては、北朝鮮問題が何なのかさえ、よく理解されていないでしょう。
    その分、トランプ大統領は、米朝交渉の結果を、ある程度、自分の解釈に沿って説明することができます。朝鮮戦争を終結させて在韓米軍を撤退させることができれば、トランプ大統領は、オバマ大統領がなし得なかった、海外での戦争を鮮やかに終結させて米軍を撤退させることができたと成果を誇張するでしょう。北朝鮮との取引に応じず、経済制裁をかけ続けることになれば、北朝鮮の完全な非核化を求める国際社会を導いていると言うことができます。
    トランプ大統領は、対中関係や国内政治も絡んで、北朝鮮問題をどのように扱うかを決めるでしょう。必ずしも、純粋な非核化の問題や地域の安定の問題ではないのです。一方の北朝鮮にとっての米国問題は、経済制裁を解除してもらわなければ、国内が不安定化しかねない問題で、最優先の課題です。
    米国と北朝鮮、それぞれにとっての米朝交渉の重みが異なるのです。これだけを見ても、トランプ大統領と金正恩委員長の取引は、トランプ大統領に分があるように見受けられます。


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