【問題】IQ200の天才児と無事故40年の中卒。運転が上手いのは?

2019/3/14
一つクイズを。中卒だけれど40年間一度も事故を起こしたことがないタクシー運転手。そして、12歳でIQ200の天才キッズ。
あなたなら、どちらの運転手のクルマに乗りたいだろうか?
その質問の意図は、本記事の冒頭で解説しよう。この問いを我々に投げかける人物こそ、ジェームス・カフナー。
米グーグルの自動運転開発が極秘プロジェクトだった頃から12人の創設メンバーの1人であり、後にロボティクス部門のトップを務めた人物だ。
そして今、トヨタ、デンソー、アイシンの3社が出資する新会社TRI-ADのCEOに就任し、トヨタとシリコンバレーの「カルチャーの融合」という重責を任された男でもある。
2016年1月に米シリコンバレーに誕生した、トヨタのAI研究機関トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)は、世間をアッと驚かせた。
これをトヨタの「第2の本社」とするならば、2018年3月に東京・日本橋にひっそりと立ち上がったTRI-ADは、「第3の本社」と言えるだろう。
ジェームスはトヨタのカルチャーをいかにして変えていくのだろうか。そもそもそんなことが可能なのか。特集「トヨタ“第3の本社”」第3回の本日は、ジェームスの独占インタビュー後編をお届けする。
*インタビュー前編(第1回)の記事はこちら
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*インタビュー中編(第2回)の記事はこちら
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自動運転に必要な「知能」
人工知能の「知能」とは何かについて、少し考えてみましょう。
例えばどちらの運転技術が優れているか、想像してみてください。1つは12歳でIQ200、チェスの名手である天才キッズが運転する車。
もう1つは、中卒だけれど40年間一度も事故を起こしたことがないタクシー運転手の車。どちらの車に乗りたいですか?