居酒屋の鳥貴族、通期赤字転落へ 値上げで客離れ続く
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なんと!少し前まで飲食業界の勝ち組として真っ先に挙げられていたのに、この短期間でここまで業績が急降下するとは。値下げの影響が大きいのでしょうが、似たような業態も鳥貴族の成功で激増していたりと、他にも色々と原因はあるのでしょう。飲食業界で勝ち続けることいかに難しいかということです。うちも都内に「よなよなビアワークス」という公式レストランが8店舗ありますので我が事のように真剣に考えてしまいます。。。
来店頻度を増やして業績を上げる業態ですが、値上げによる既存顧客の来店頻度減・適正店舗数を超えたエリア(これは競合を含むですが。。)この二点は影響が大きいです。今後は今まで弱かったキャンペーン等も展開進みますが、改めて来店頻度型業態の値上げの難しさを感じます。個人的に値上げは賛成ですが、新規顧客の獲得以上に既存顧客の来店をどう誘発し続けるか。乗り切って欲しいところです。
今回計上した減損損失1.7億円は閉店する4店舗の固定資産に関するものとのことですので、業績不振(収益性の低下)による減損損失は7月の本決算で計上することになるだろうと見ています。ちなみに、昨年度は本決算時に収益性の低下による減損損失を5.0億円計上しています。
さて。この収益性の低下に伴う減損損失を業績予想にどの程度見込んでいるのかを邪推してみました。(本当に余計なお世話ですが…スミマセン…)
本日開示した業績予想
経常利益 6.0億円 当期純利益 △3.5億円
→ つまり、差額の9.6億円が特別利益と特別損失と法人税
特別利益は予算化していないでしょうし、住民税以外の所得に係る法人税はあまり発生しないでしょうから、このほとんどが特別損失なのではないかと思います。
2Qですでに1.7億円の特別損失を計上しているため、本決算での減損損失は現段階で約6億円を見込んでいるのではないかと推測します。
決算が終わる前から収益性の低下とそれに伴う減損を見込まなくてはならないとは…
※ あくまで私の推測です。