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刑事責任はないと判定。
法的に微妙なところは正直わからないですが、会社の管理責任という観点では、この事件は、Uberに疑惑がついてもしょうがないかなと。

記事で「Uberの管理職の一人が役員たちに同社の自動運転車の安全性の問題に関して警告していた」とありますが、自動運転車を公道で試験する場合は、保険はもちろんですが、社内ルールに基づいた公道試験用ソフトウェアのリリーステスト、自動運転車専用のドライバー試験、などなど万全の状態で挑むもの。
そういう、社内ルールがあったかすら疑問です。

1年近くたっているので、いろいろと改善されているとは思うものの、周りの目は厳しくなりそうですよね。
刑事責任は「なし」と判断されても、民事責任はどうなるかわかりません。

刑事法の謙抑性という理念があり、「合理的な疑いを挟まない程度」まで検察側が立証しなければなりませんから。

しかし、民事の場合の主張立証は緩やかです。
例えて言えば、裁判所の心象の針が黒に振れれば賠償責任が認められます。
米国の司法制度では「懲罰的損害賠償」という手法で社会的な制裁があります。ディーゼルゲートやエアバッグでは、その賠償責任が問われてました。
法律の専門家ではないので、あくまで【個人的な解釈】です。

1.社会規定(法律)には違反していなかった

バックアップドライバーを設定していた。ただ、「バックアップドライバーが、どこまで対応できなければいけないか」は、規定されていなかった。(仮説)

2.仮に前方注視していたとしても避けられなかったとの判断

当時の状況を詳細に調査するということは、問題となった「ストリーミングを観ていた」ことは、事故の発生の有無には関係ない可能性が高いと判断した。(仮説)

上記の2点の仮説が正しいとすれば「刑事責任」はないという、この記事の結論となります。但し「民事責任」は別の話です。

本質的な課題は2つあると思います。

1.社会規定さえ守っていればいいのか?

社会規定は最低限である場合が多く、通常は社内規定により、より厳しく安全対応するのが、従来の自動車産業に携わっている企業、人の伝統的な文化ですが、残念ながら、この事故に関しては、そういった記事は、あまりない。もし、Uberなど、非自動車系企業と自動車系企業に意識の隔たりがあると、また同様のことが起きる可能性が高い。

2.ボルボ純正のADASだったら防止できた可能性もある

あくまで可能性ですが、いろいろなデータを分析した人たちが言っているのは「純正のADASだったら停止できた可能性がある」ということ。実際には、純正のADASは、Uberの自動運転環境と干渉しないようにキャンセルしていたので、全く動作しなかった。

これらからわかるのは、

レベル3の自動運転で、自動運転状態から運転者に運転をハンドオーバーすることが、いかに難しいかということです。

そのように考えて「人間が運転し、クルマが支援してくれるADASの方が、自動運転のレベル3より安全だ」という人たちもいます。

Uberの事故に関しては、今後も社内の状況などの調査も進むと思います。大事なことは「Uberの事故」と「ADASと自動運転レベル3」は2つの違うことなので、一緒には考えないことだと思います。

最後に。

いろいろ書きましたが、交通事故による死亡者をゼロにすることを目的に開発している自動運転の開発で、人命が失われたことは本当に残念です。
亡くなられたElaine Herzbergさんとご親族のみなさんには、ここで改めて深く哀悼の意を表します。
自動運転というか運転自動補助の責任範囲を巡る議論で、今後の推移含めて気になる。
人間の常時監督が求められるレベル2や、システムの要請時に対応が求められるレベル3。監督が担保されないで運転されて事故になった時や、要請がされなかった、要請が対応をするために十分でなかったなどのケースで、どの主体にどういう責任が発生するか。
刑事事件では責任なしでしょうね。でも、私の乏しい行政経験では、自賠法の解釈では民事はほとんど無過失責任です。その判例の進化をなぞれば、自動運転車も間違いなく、民事では無過失責任化して行くでしょう。極論すれば、今の自賠法でも十分機能するでしょう。
とりあえず刑事責任はないがいろいろ微妙か「予備ドライバーのRafaela Vasquez氏に関連するさらなる証拠を集めることを推奨している」
暗闇の道路にいきなり飛び出してきたのなら期待可能性もなく信頼の原則通りでしょう
自動運転で有ろうと無かろうと
ソフトウェアが判断を間違えて事故にしたのなら議論がどうなるか