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医師の働き方改革「処遇改善がなければ改善しない」 予算委員会で論戦に

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ご参考までに、私は大学病院で働く医師です。技術料などといったインセンティブもなく、何人患者さんを診ても変わらず毎月決まった金額の給与を支払われています。その給与は、東大病院での聞き込みが情報源だとされる平均給与の約半分です。

    よく医師は高給取りでいい、と周りの友人に言われますが、社会人になって10年が過ぎ、周囲を見渡すと、私の給与は友人たちの足もとにも及ばなくなりました。給与に全く不満がないわけではないですが、給与のためにより長く働くわけでも、アルバイトに勤しむわけでもありません。だとしたら、そもそも大学病院で働くという選択をしなければよかった。「賢い」ビジネスパーソンなら、そんな選択肢は選ばないでしょう。でも、私はビジネスパーソンではなく、医師です。頭の悪い医師なのかもしれませんが、それでも真剣に考えた上での選択です。

    私の働く地域は医療過疎が進み、大学病院よりも給与の高い周囲の民間病院で、高齢の医師が1人で36時間勤務をして、夜間に救急車対応まで求められているケースがあります。前日も仕事、翌日も仕事をしなければいけないので、夜間は救急車を断り、睡眠時間を確保したい気持ちは十分理解できます。ゆえに、とは言いませんが、救急車が受け入れを断られ続けている事実があります。また、高齢の医師が36時間勤務してもなお生じてしまう空白の時間を支えるため、大学病院にアルバイトをしてくれないかと依頼が来ます。これを若い医師が引き受け、カバーします。それでなんとか病院を24時間オープンできます。大学病院での給与の増額は、これらの問題を解決するのでしょうか?救急車の受け入れは良くなるのでしょうか?

    「医師の働き方改革」とは何でしょうか?病院で働く医師の仕事は本来、国立、私立、大学、民間など関係なく、ビジネスでもサービス業でもない、患者さんの安全と健康を守り支える仕事です。働き方を変えることで、医師の個々の人生を守り、ひいては患者さんの安全を守らなければいけません。

    東京大学を日本の代表として事例にとり、それをまるで全体のようにして「医師の働き方改革」を議論すること、それを勤務時間平均の問題かのように捉えること、その原因を給与に求めること。理由もわからず給与を上げてくださるなら、それは大歓迎ですが、私はその全てに違和感ばかり感じてしまいます。


  • 外科医

    年間1860時間=155時間/月

    さすがにこれを超えて残業した月はこの数年間でも数回しかありません(あるんかい?!)。つまり、ほぼ青天井に近い上限を設けられても誰得?という感じです。

    仕事ですから、お金も大事ですが、私達の感覚ではお金の問題ではないんですよね。


  • 東京洪誠病院 画像診断専門医

    医師の働き方改革は相当混乱している。今まで問題になっていたのは、大学病院以外での長時間労働。

    1.国立大学病院の給料はかなり安い(私立大学病院よりは多い)ので、アルバイトせざるをえない。以前はアルバイトが認められなかったが、今は公務員ではないので、可能となった。

    2.ただでさえ忙しいのに、アルバイトでさらに消耗する。ただし、大学病院は医師が多いので、市中病院みたいに、一人で臨床業務で消耗することはあまりない。

    3.大学院の学生が給料がでないのは当たり前であって、それ自体は不思議ではないが、給料がなければ、生活できないので、研究時間けずって、アルバイトするのが普通。もし、大学が大学院の学生に診療報酬を出すようになれば、アルバイトでようやくやっている市中病院には潰れるとこころも出てくるだろう。

    市中病院の長時間労働も問題だが、大学病院の働き方にはもっと深い闇がある。そして、いろんな矛盾を含んだまま、それなりにできあがっているシステムなので、これを改善するのは無理ではないだろう。そして、肝心の大学院生の望むところではない可能性もある。

    ひとつ弊害があるとすれば、研究時間が少ないので、ろくな研究が行われていないという実態がある。


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