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一般論として。

東京オリンピックの10年後には、この国の土木構造物の半数が建設後50年を経過すると予想されており、社会インフラも高齢化の時代に突入しつつあります。
コンクリート(に限らず、土木構造物全般)の劣化は①潜伏期、②進展期、③加速期、④劣化期の4ステップに大別できます。
目に見えるほどの大きなひび割れや腐食が生じるのは④ですが、手遅れになる前の早期発見・早期治療が大事。

コンクリートの代表的な病気である鉄筋腐食を例にとると、部分的に破壊してサンプルを採取したり鉄筋を掘り出して電位を測ったりしますが、費用も労力も馬鹿になりません。
加えて、巨大かつ不均質なコンクリートにおいて、上記のような限られたポイントの診断で健全と判断されたとしても、そのすぐ裏側が劣化していないとも言いきれません。
面的なモニタリングが重要です。

Wimoとはwireless monitoringの頭文字から取った同社の商標ですが、その名の通り無線計測を強みとします。
有線計測としないのは、測定間距離を確保するためでもありますが、ケーブルを経路とした選択的劣化を避ける目的もあります。
ケーブルという異質なものをコンクリートに埋設すると、その界面から水分や酸素が浸透し、計測部のコンクリートを部材の代表として扱うことができません。
なおかつ、現状では無線とはいえ測定時に技術者が現地に計測モニターわ持って赴く必要があるため、完全な遠隔操作とはなっておりません。
WimoのベースとなるRFIDとは「近接無線」技術を指すためです。
この辺りは通信面での課題と言えます。
埋設深さにも限りがありますが、力学的にも耐久性的にも部材表面が最もシビアなため、ポイントは抑えられます。

センサ取り付けのタイミングとしては、新設工事はもちろんですが、既設構造物の補修時に取り付けることも可能です。
古い構造物においてはどこに配管や鉄筋が通っているかなどの情報が不鮮明な場合もあり、固有タグを持つセンサーを取り付けることは劣化部を識別するのにも役立ちます。
RFIDとは電子マネー等の使用者識別が必要な市場で発展した技術ですが、膨大かつ巨大な土木構造物においてもやはりスケールメリットが期待されます。
反面、軌道に乗らないとコスト的にペイしないので、利用を促進するために無償提供から始めている面もあるかもしれません。
本当に可能ならワクワクする技術ですね。

我々も何人かの関係者と議論しつくしましたが、結局下記の2点がネックになり、断念しました。
・コンクリートに練り込んでも電波は内部に入っていかないので表面にあるセンサしか反応せず、無駄。情報も取れない。
・コンクリートのコストに比べてセンサのコストが突出してしまい、建築費のコストがものすごく増大してしまって嫌われる。

安田さんの解説を待ちたい。
異物(タグ)埋め込むこと自体にデメリットはないのだろうか?
太平洋セメント株式会社(たいへいようセメント)は、1998年に秩父小野田(1994年に秩父セメント、小野田セメントが合併)と日本セメントが合併して設立された日本最大のセメントメーカーである。1875年(明治8年)に設立された官営深川セメント製造所の流れを汲む。日経平均株価の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
3,304 億円

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