アマゾンが新たな食料品チェーンを展開したい4つの理由

コメント

注目のコメント

• 柳瀬 博一

  東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院　教授

  ・2019年03月11日

  圧倒的な存在に見えるアマゾンだが、実は小売業全体を見るとガリバーとは言い切れない。アメリカの小売市場において、通販市場は全体の10%前後。アマゾンの通販市場のシェアは50%前後あるが、小売全体で見ると５％程度。また、アマゾンは各国の宅配サービスのインフラに乗っかっているビジネスだから、北米、欧州、アジアの一部、オーストラリアといった先進国１４ヶ国にしか進出できていない。だからこそのリアルな生鮮食料品チェーンを構築しているのだろう。
• 佐藤 沙弥

  Amazonがホールフーズ買収で手に入れたかったのは、物流網と、リアル店舗の顧客データという認識です。
  
  なので既存事業へのプラスはよくわかるのですが、独自の食料品チェーンをやる狙いは今のところよくわかりませんでした。
  ホールフーズの高級路線ではアプローチできていない顧客を開拓して別の実験をやろうとしているのかもしれません。引き続き注視したいと思います。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2019年03月05日

  個人的には下記でコメントしたがWalmart対抗、記事でいうところの１・２の要因だと思う。
  人口層が多いのはWhole Foodsのようなオーガニック・高級業態ではない。そして物流網・店舗網の固定費を薄められるのは規模。
  併せて、今後Whole Foodsというブランドをどうしていくのかも気になる。Whole Foodsだからと選ぶ人もいた中で、Amazon全体の中ではマスな業態が広がると飛び地的になりかねない。
  https://newspicks.com/news/3714209