ゲームや音楽、映像などデジタルエンターテインメント分野で急速に広がりを見せている「サブスクリプションモデル」。消費者は都度購入の手間から解放され、サービス事業者は継続的な顧客の獲得が可能となる、どちらにとっても魅力的なビジネスモデルとして市民権を獲得してきている。
Win−Winな関係を築けるサブスクリプションモデルにも、お互いが乗り越えなければならない壁がある。「決済」だ。サブスクリプション時代に消費者が求める決済とはどういうものなのか、探っていこう。
ペイパルが提案する消費者メリット
そもそもオンラインでもオフラインでも、「決済」はあくまで手段であり、目的ではない。例えばショッピング。消費者は自分のニーズを満たす商品やサービスを受け取り、それによってもたらされる豊かな暮らしという体験に対して代金を支払う。決済はその支払いの“手段”に過ぎない。
その“手段”の1つであるペイパルは、2018年にペイパル決済サービスと国内6銀行の口座を連携させた。これにより新たな消費者メリットを提案するのだという。
「ペイパルが提案するのは、まさにシームレスな消費者体験なのです」
こう語るのは、ペイパル東京支店のカントリーマネージャー瓶子昌泰氏。ペイパルが提案する「シームレスな消費者体験」とは何なのだろうか。
ペイパル東京支店のカントリーマネージャー瓶子昌泰氏
いまやオンラインショッピングを利用するのは日常的な光景となった。従来の店舗で購入するのに比べて、PCやスマートフォンさえあれば欲しい商品がその場で買えて、すぐに届けてもらえる。わざわざ店舗に足を運ばなくても商品を手に入れて、豊かな暮らしを体験できるのだ。
しかし、ここで「決済の壁」に遮られるユーザーが出てくる。オンライン決済の手段を使えない人々だ。彼らはPCやスマートフォンで商品の購入手続きをしたあと、わざわざコンビニや銀行などに足を運び、支払い手続きを行う。決済が済むまでは商品も届かない。これではせっかくのオンラインショッピングのメリットが薄れてしまうだろう。
「さらに、最近ではオンラインゲームやオンデマンド視聴といった、いわゆるデジタルコンテンツの消費量も増えてきました。この時、決済のためにわざわざ店舗へと足を運ぶのは、本末転倒だと思う方も多いのではないでしょうか。その点、オンライン決済が可能なペイパルなら、その場から動かなくても決済できるわけです。現に、ペイパルが日本を含む25カ国を対象に2018年に実施した調査では、ゲームのアカウントが総額で120億ドルを超え、2017年に比べて23%以上の増加となっています。これは、デジタルコンテンツの消費とペイパルの親和性が高いことを示していると言えるでしょう」
このように瓶子氏は、いまのデジタルコンテンツ消費者が求める決済の方向性について示唆した。
しかし、ペイパルユーザーであっても、これまではクレジットカードを持っていなければこうした利便性を享受することはできなかった。そのハードルを取り除いたのが、先に述べた銀行口座との連携なのだ。
「デジタルコンテンツのオンラインショッピングにおいて非常に重要なのが、シームレスな消費者体験です。オンラインで注文したものはオンラインで決済を完結する。そうしたシームレスな体験を阻害する要素があるのであれば、ペイパルとしてはぜひ取り除いていきたいと思っています」と瓶子氏は意気込みを語った。
DAZN、ペイパル採用の背景と期待
こうした消費者体験の広がりをビジネスチャンスととらえ、ペイパルを採用することで新しい消費者を獲得しようとする企業が出始めている。2019年1月から新たにペイパル対応を発表したDAZN Group Japanのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるマーティン・ジョーンズ氏(以下、ジョーンズ氏)に、その狙いと背景について話を聞いた。
DAZN Group Japanエグゼクティブ・バイスプレジデント マーティン・ジョーンズ氏
「我々はサービス開始当初、クレジットカードだけを支払い方法として用意していました。しかし、日本においてはクレジットカードの利用にちゅうちょする方もいるとわかり、当初の戦略を見直して様々な支払い方法を用意するようにしてきました。複数の支払い方法から選べるという状況を用意するのは、ユーザーメリットを追求する上で大事なことだと考えています」
このようにジョーンズ氏はユーザーメリットの観点から同社の狙いを語る。また、ペイパルの銀行口座振替について、日本人ユーザーにとってメリットの大きいものだと続ける。
「なかでもペイパルは国内外で『安全安心な決済』を提供しており、信頼度の高いサービスなのでユーザーにとってのメリットは大きいでしょう。昨年から実施している『銀行口座振替』も、とくに日本のユーザーにとっては意義深いものだと思います」
デジタルコンテンツ消費の現場で求められる決済として、負担を軽減するペイパルはユーザーとの親和性も高く、受け入れられやすいものだと言えそうだ。
シームレスな消費者体験
読者のなかには、銀行振込やプリペイドカードならオンライン決済ができるのではないか、と指摘される方もいるかもしれない。しかし、今回の銀行口座と連携したペイパルは、それらにはないメリットがあるのだ。
銀行振込の場合、多くは支払いのためにオンラインバンキングのサイトへ遷移し、独自のIDやパスワードを入力し、銀行の承認を経て支払いが可能になる。消費者は購入のために別途、承認の手続きをせねばならず、余計な手間がかかってしまうのだ。
また、プリペイドカードの場合は決済自体の手間はかからないものの、必要額が不足していれば店舗に買いに行かねばならない。オンラインでゲームをしているのに、またはオンデマンドで視聴をしようとしているのに、店舗へと足を運ばなければならないのはシームレスな消費者体験を阻害するものだと言わざるを得ないだろう。ペイパルが取り除きたい、と言っているのはこういった点なのだ。
ほかに、ペイパルによってもたらされる消費者メリットには、以下のようなものがある。
ペイパルのサブスクリプション対応
ペイパルは国内6銀行と連携を開始している。これにより、自分に都合のよい支払い口座を選ぶことができる。また、設定によっては一度支払い方法を決めれば毎回確認されることもなく、手間を大幅に削減することが可能。多くのデジタルコンテンツサプライヤーが採用しているサブスクリプションモデルにも柔軟に対応できるのだ。
ペイパルの買い手保護制度
クレジットカードのメリットのひとつに、信販会社による「買い手の保護」がある。銀行口座振込の場合、多くはこうした保護制度は用意されないが、ペイパルであれば銀行口座からの支払いであるにもかかわらず「買い手保護制度」が適用される。デジタルコンテンツでは「購入したけど視聴できない」「ダウンロードしたけど使えない」といったトラブルが起こりうるが、ペイパルであれば一定の条件のもと、返金される制度があるので安心して使うことができる。
安心・安全な決済手段として
新たな銀行口座連携だといっても、従来からペイパルが強みとしていた「安心」「安全」な決済は変わらずに享受できる。クレジットカード番号はもちろん、銀行口座番号の場合もペイパルが厳重なセキュリティの仕組みのもとで保護している。ショップ側にこうした決済情報が伝わることもないので、消費者は安心してショッピングを行える。これは店舗側にも不必要な重要情報を持たなくて済む、というメリットにもなっている。双方にとってメリットがある仕組みなのだ。
体験主義時代に求められる決済のカタチ
モノではなく体験の質で勝敗が決まる現代のビジネス環境。とくにサブスクリプションサービスでは、サービス内容の魅力を高めるのは当然のことながら、その決済方法も含めて消費者体験と言えるのではないだろうか。そのような観点に立ってみると、今回DAZNが対応したペイパルによる支払いは、消費者により幅広い選択肢を提示することができる。まさに体験主義時代に求められる決済方法と言えるのかもしれない。
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